沖縄の歴史的遺産を守る取り組み
沖縄の象徴的な存在である首里城。2023年12月22日まで、沖縄県立博物館・美術館にて「復興に向けた取り組み~首里城千年へ~」というテーマの講演会が開催されます。この講演会は、一般財団法人沖縄美ら島財団によるもので、首里城の復興過程やその文化的意義について多くの専門家が語る貴重な機会です。
開催詳細
本講演会は、沖縄の歴史的遺産である首里城の復興プロジェクトを中心に、様々なテーマで構成されています。参加者には、復興の現状から技術の継承、人材育成、伝統技術の保存まで、広範囲にわたる情報が提供されます。講演者たちはそれぞれの分野での専門知識と長年の経験を基に、首里城復興に向けた具体的な取り組みについて語ります。
講演内容
- - 首里城復興の概要: 平良 啓氏(株式会社国建 常務執行役員)
- - 技術継承と人材育成: 泉 千尋(総合研究所琉球文化財研究室 上席研究員)
- - 久志間切弁柄の塗装について: 幸喜 淳(総合研究所琉球文化財研究室 室長)
- - 手作り瓦技術の継承: 鶴田 大(総合研究所琉球文化財研究室 主任研究員)
沖縄の豊かで多様な文化遺産を次世代に受け継ぐためには、私たちが何をするべきか、そして誰がそのプロセスに参加するべきかが常に問われています。この講演では、様々な立場の専門家が集まり、具体的な施策や考え方を共有する場となります。
参加方法
定員は200名で、事前申し込みが必要です。定員に達しなければ当日受付も可能ですが、参加を希望する方は、余裕をもって申し込むことをお勧めします。入場は無料ですが、参加者は中学生以上が対象となります。申し込みは、下記URLのフォームを通じて行えます。
令和6年度定期講演会 参加申込フォーム
お問い合わせ
講演会に関する詳しい情報については、沖縄美ら島財団の那覇事務所へお問い合わせください。
- - 電話: 098-943-3820
- - 対応時間: 10:00~17:00(土日祝を除く)
この講演会は、首里城復興の意義を再認識し、沖縄の文化遺産を守るために何ができるかを考える絶好の機会です。多くの方々の参加を心よりお待ちしております。