南アフリカ・ヨハネスブルグ日本人学校の春祭り開催
2025年10月11日、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ日本人学校で「春祭り」が開催されました。このイベントでは、特定非営利活動法人 SAPESI-Japanが主催し、移動図書館車の展示と書籍の寄贈が行われました。多くの地元の方々も集まり、入場者数は1,000名を超える盛況ぶりでした。
移動図書館車の展示
移動図書館車の展示は、南アフリカ共和国ハウテン州教育省の協力を得て実施され、学校内や校庭を使用して行われました。この取り組みは、普段は現地の小学校向けに活動している移動図書館車の存在を広く知ってもらう良い機会となりました。
移動図書館車は、書籍を常駐させているだけでなく、子どもたちが実際に中に入って体験することができるようになっており、多くの子どもたちがその楽しさを感じ取ることができました。「昨年も展示されていましたね」といった声も聞かれるなど、地域における認知度が確実に上がっていることを実感しました。
書籍寄贈のご厚意
また、住友商事南アフリカ(Sumitomo Corporation Africa (Pty) Ltd)からは英語の児童書が寄贈されました。この支援により、展示や移動図書館車での学びの機会がより充実し、多くの参加者にとって価値ある経験となることでしょう。この場をお借りして、改めて寄贈してくださった住友商事様に感謝申し上げます。
来場状況と反響
春祭りには日本人関係者にとどまらず多くの地元の人々も訪れ、賑わいを見せました。移動図書館車に足を運んだ方々からは「子どもたちにもぜひ体験してほしい」との意見もあり、地域への広報活動が徐々に実を結んでいる様子がうかがえます。
今後の展望
私たちSAPESI-Japanは、今回のイベントを成功に導いたことを踏まえ、今後も南アフリカの各地域に向けて情報発信や市民交流、学びの機会の提供を継続していく所存です。引き続き皆様のご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
このような活動を通じて、日本人コミュニティーと現地住民との交流がさらに深まり、多くの人々に知識の種を蒔くことができることを願っています。