EmpowerXとTodokeruの業務提携で新たな営業手法が誕生

EmpowerXとTodokeruが業務提携

営業の現場が多様化する中、株式会社EmpowerXと株式会社Todokeruが業務提携を結び、新たな営業手法を開発しました。これにより、営業活動の第一接点をより効果的に設けることが期待されています。

業務提携の背景

現代の営業活動において、多くの企業はメールやSNS、電話、DMなど、多彩な手段を用いてアプローチを試みています。しかし、これらの手段は大手企業の経営層や決裁者に届く際、しばしば印刷された資料や定型文によって埋もれてしまうのが実情です。特に、毎日大量の営業資料が届く中、これらは「よくある営業物」として迅速に処理され、最後まで目を通されないことが多いのです。このような状況では、企業は「手段は尽くしているのに、最初の接点がつくれない」という課題を抱えてしまっています。

そこで、印刷物や定型的なアプローチの隙間を埋める形で、「手書き」営業の価値に再注目する必要があるとの認識から、今回のペアリングが実現しました。確実に相手にメッセージを届けるために、一通一通を手書きで送るという新たな営業手法は、デジタルや印刷素材では得られない独自性をもたらします。

本提携の目的

この提携を通じて、EmpowerXが持つ営業戦略の設計力と、Todokeruが提供する手書きの手紙営業を融合し、「伝わり方」を根本から変えることを目指しています。手書きの文字には、その一通のために費やした時間や、相手への理解を示そうとする姿勢が自然に表れます。これにより、「少し読んでみよう」といった興味を引き起こすことが期待されています。

本提携による主な提供価値

1. 届ける相手を見極める
EmpowerXの営業設計ノウハウを活かし、手紙を送るべき企業や役職、タイミングを整理します。無差別な送付ではなく、選定された意義ある一通に絞ることで、アプローチの質を向上させます。

2. 手書きだからこその“特別感”
Todokeruが提供する直筆の手紙は、印刷物が群を抜く中でも自然に目を引きます。相手に「この会社は私たちのことを理解しようとしている」といった印象を残し、温かさを感じさせることで、記憶に残る接点を生み出します。

3. 商談のスタート地点を変える
事前に企業理解や想いが伝わった状態で商談が開始されるため、初回商談の空気感や案件化までのスピード、検討時の信頼度といった要素に、ポジティブな影響を及ぼすことが可能になります。

今後の展望

今後は、決裁者向けにアプローチする共同パッケージの提供を検討し、施策実施後の振り返りと改善を進める支援を行う予定です。また、デジタルとアナログを組み合わせた営業手法の考え方を広めるべく、共同セミナーやウェビナーの開催も視野に入れています。

代表者のコメント

Todokeru代表　雲雀のコメント

「営業手法が多様化する中で、決裁者のもとには『よくある営業』が溢れ、最初の接点を築く難易度が上昇しています。だからこそ、届ける相手を見極めた上で『高品質な手紙』を送ることに価値があると信じています。この提携により、より多くのクライアントに『この一通は違う』と感じてもらえる機会を創出できると確信しています。」