進化するグルメSNS
2018-08-10 12:00:36

トークンエコノミーとAIで進化するグルメSNS「シンクロライフ」

トークンエコノミーとAIで進化するグルメSNS「シンクロライフ」



株式会社GINKANが運営するグルメSNS「シンクロライフ」は、飲食体験をより豊かにするために最新のテクノロジーを活用しています。その中心となっているのが、AIによるレコメンドシステムです。このアプリでは、ユーザーが投稿したレストランのレビューをAIが分析し、17万件以上のデータから最適な飲食店を提案します。この仕組みにより、食事の選択がスムーズになり、よい体験を提供しています。

シンクロライフは2017年に香港でICOを実施しました。このICOで発行されたトークン「SynchroCoin」は、良質なレビューを投稿したユーザーに報酬として与えられる仕組みを構築しています。特に2018年8月2日にはアプリのバージョンアップが行われ、トークンによる報酬制度や暗号通貨ウォレット機能が新たに導入されました。これにより、ユーザーは自分のレビューが評価されると同時に、トークンを食事券と交換したり、決済に利用することが可能です。

今後は、シンクロライフのグローバル展開が予想されており、日本語だけでなく英語や中国語、韓国語にも対応しています。現在すでに82ヶ国でユーザー登録が行われ、48ヶ国からレビューが投稿されています。このように、シンクロライフは国境を越えて多様な食体験をシェアするプラットフォームの可能性を秘めています。

また、シンクロライフはシリコンバレーのアクセラレータープログラムである「Plug and Play Japan」のBatch 1に採択されるなど、注目を浴びるスタートアップとなっています。これを機にさらなる成長を目指していて、トークンエコノミーの進化にも貢献していくことでしょう。

一方、株式会社セレスは現金や電子マネーに交換できるポイントサービスを運営しています。彼らはポイントをトークンと呼び、この非現金決済社会におけるトークン・エコノミーの進展に大きく関与しています。セレスは今回、GINKANと資本業務提携を結び、共にトークンエコノミーの可能性をさらに追求していく予定です。この提携によって、トークンへの転換権を付与した株式による資金調達が実現し、今後のビジネスシナジーが期待されます。

両社の提携により、業界全体の成長が促されることは間違いありません。この動きは、投資や資金調達の新たなモデルとしても注目を集めています。近年のICOの環境が厳しい中でのこの新しい資金調達手法は、投資家やスタートアップにとって新たな明るい道を開く可能性があります。

これからのシンクロライフとセレスの連携によるトークンエコノミーの進展は、飲食体験を革新し、ユーザーにさらなる価値を提供することでしょう。未来のグルメSNSとして、どのように成長を遂げるのか、ますます目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社GINKAN
住所
東京都千代⽥区有楽町1-12-1 新有楽町ビル11階
電話番号
03-4531-3887

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