プーマとポルトガルサッカー連盟の新パートナーシップ
スポーツブランド「プーマ」が、ポルトガルサッカー連盟との長期的パートナーシップを発表しました。この提携は、ポルトガルが持つサッカー文化の豊かさと、プーマのブランド力を掛け合わせた新たな歴史の幕開けを意味しています。ポルトガルサッカー連盟は、2016年の欧州選手権優勝や2018/19年のネーションズリーグ制覇を果たし、その魅力的なプレースタイルで世界中のファンを引き付けてきました。また、同国のサッカー連盟は世界最多のSNSフォロワー数を誇るなど、今や国内外で注目を集める存在となっています。
プーマは、かつてワールドカップで得点王に輝いた伝説的選手Eusébio(エウゼビオ)との関係を通じて、ポルトガルサッカーと深い繋がりを持っています。彼のために製作したアイコニックなサッカーシューズ「PUMA KING」は、その名を永遠に刻むアイテムの一つとして知られています。今回の新たな契約は、プーマにとってポルトガルサッカーの新たな歴史を形成する重要な機会です。
プーマは、2025年初頭にこのパートナーシップに先駆けて新商品とクリエイティブディレクションを発表する予定です。これにより、ファンは次世代の魅力的な製品を手にすることができるでしょう。プーマのCEO、Arne Freundt(アルネ・フロイント)は、「ポルトガルのような世界的に人気のある代表チームをプーマファミリーに迎え入れられることを嬉しく思います。次世代選手たちとの共闘を楽しみにしており、2026年ワールドカップに向けたプロジェクトに期待しています」とコメントしています。
また、ポルトガルサッカー連盟の会長、Fernando Gomes(フェルナンド・ゴメス)も、「プーマがファンと親しく接し、各チームのユニークなストーリーを伝えようとする姿勢に惹かれました。魅力的な商品を共同で創り上げて、世界中の多くのファンに届けることを楽しみにしています」と語っています。
プーマの影響力
プーマはフットウェアやアパレル、アクセサリーのデザイン・開発・販売を行う世界有数のスポーツブランドです。75年以上の歴史を持つプーマは、アスリートのニーズに応えた製品開発を進め、スポーツとカルチャーの発展をサポートしてきました。現在では、フットボール、ランニング、トレーニングなど、様々なカテゴリーで多彩な製品を展開しており、また著名なデザイナーやブランドとのコラボレーションも行っています。
プーマグループは、プーマ自体の他にもコブラゴルフ、Stichdといったブランドを展開しており、ドイツのヘルツォゲンアウラッハに本社を構えています。120カ国以上でのビジネス展開を行うプーマは、世界中に約20,000人の従業員を抱え、スポーツの持つ素晴らしさをファッションやストリートカルチャーにも広げようとする取り組みを続けています。
このプーマとポルトガルサッカー連盟の提携が、今後のサッカー界にどのような影響を与えるか、引き続き注目していきたいと思います。