2024年10月6日、札幌市で行われた「あえりあマルシェ」で、ECサイト「Omusubi」が初の対面販売を行いました。このイベントは、NPO法人あえりあが主催したもので、福祉や介護に親しみを持ってもらうことを目的としています。また、Omusubiでは、精神疾患や知的・身体の障がいを持つ方々が働く就労支援事業所から生まれた商品を取り扱っています。これにより、消費者は商品の質感や背景を直接感じることができるようになっています。
当日は、多くの家族連れが会場に訪れ、特に子どもたちに人気だったのが、北海道の野鳥「シマエナガ」をモチーフにしたあみぐるみの販売。お昼前には完売するほどの盛況ぶりを見せました。そのほか、本革で作られた名刺入れやレザーチャームも多くの方に選ばれ、一つひとつの商品が生産者の思いと共に消費者の手に渡っていきました。
レザーチャームは、革製品の製作過程で出た端材をアップサイクルしたもので、環境にも配慮されています。また、売上の一部は盲導犬の育成に役立てられる仕組みがあり、社会貢献を意識した取り組みでもあります。
さらに、10月10日には札幌市中心部の地下歩行空間で催された「盲導犬応援祭 チャリティイベント」で、募集した商品や体験も評判となりました。特に、犬をモチーフにしたレザーチャームや、焙煎コーヒーの試飲など、お客様との交流が盛り上がりました。Omusubiでは店舗での体験を通じて、消費者と生産者をつなぐ企画を推進しています。
その後も、Omusubiは新たなイベントへと出店する予定です。10月27には地域密着型の「平岸マルシェ」に参加します。ハロウィン仕様の焼き菓子やシマエナガグッズなど、多彩な商品を提供し、さらに多くの方々との心温まる交流が期待されています。
Omusubiの運営責任者であるプロテック株式会社の小松麻衣氏は、商品を通じてお客様と生産者の絆を深め、直接声を届けることの重要性を強調しています。彼女は、今後も全国各地での出店に意欲を見せ、より多くの人々に製品の魅力を伝える機会を模索しています。「これからも、私たちはお客様の声を直接生産者に届け、新しい商品企画にもつなげていきます」と、きっぱりと語ってくれました。
ECサイト「Omusubi」では、北海道の手作り商品の魅力を幅広く紹介しており、これからも消費者の生活に彩りを添えるアイテムを厳選して提供していく予定です。支援の輪を広げるこのような取り組みは、地域社会にも良い影響を与えるでしょう。今後の展開に目が離せません。
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