新AI解析プラットフォーム
2025-09-01 10:23:46

ヒューマノーム研究所とナベ インターナショナルが新たなAI解析プラットフォームの提供を開始

研究室内完結型AI解析プラットフォームの登場



近年、ライフサイエンス分野におけるAI技術の進展は目覚ましく、特に生成AIは、仮説の立案から結果解釈に至るまで、多岐にわたり研究の現場に影響を及ぼしています。そんな中、株式会社ヒューマノーム研究所と株式会社ナベ インターナショナルが新たに提案したのが、研究室内完結型AI「In-Lab LLM スターターキット」です。このプラットフォームは、高度な機密情報を扱うライフサイエンス向けに特化しており、2025年9月1日からの提供開始が予定されています。

背景と目的



これまでの研究開発の現場では、セキュリティ問題からクラウド型の高性能大規模言語モデル(LLM)の利用が難しい状況でした。特に遺伝情報や診療情報といった機密性の高いデータを外部に出さずに保存・解析する必要があります。このニーズに応え、In-Lab LLMはローカル環境でのデータ解析を可能にし、研究者が安全に業務を遂行できるよう設計されています。また、ChatGPTに匹敵する性能を持つgpt-ossを用いることで、高度な対話性能を維持しつつ、リスクを最小化しています。

どのように機能するのか?



In-Lab LLM スターターキットは、閉域サーバー上で稼働するため、ユーザーは生データを安全に入力し、シームレスに仮説立案や解析を進めることができます。具体的には以下のような機能があります:

1. 仮説生成 – 研究データを元に新たな仮説を立て、その後の質問を提示することで、対話的なアイデアの深化をサポート。
2. 解析コード自動生成 – 立案された仮説に必要な解析パイプラインを自動生成。
3. 即時実行と結果解釈 – 生成されたコードをすぐに実行し、結果の解釈やエラー解決をIn-Lab LLMに相談可能。これにより、試行錯誤のサイクルが劇的に短縮されます。

研究を加速する仕組み



In-Lab LLM スターターキットは、完全独立型のセキュア環境で動作します。研究室単位での導入が可能で、柔軟なオプションや拡張サポートを提供。具体的には、研究特有の知識を活かした応答を可能にするRAG構築支援や、ファインチューニング支援を含む各種サービスが用意されています。このように、研究者が安心して利用できる環境を提供し、研究の生産性を高めることを目指しています。

今後の展望



両社は、In-Lab LLM スターターキットの拡張性にも注力し、名古屋大学で開催される第13回生命医薬情報学連合大会では、さらなる機能拡張や既存ツールとの連携についても発表予定です。これにより、研究現場でのAI活用が進むことが期待されます。

結論



ヒューマノーム研究所とナベ インターナショナルの共同努力により誕生したIn-Lab LLM スターターキットは、研究者が機密性の高いデータを扱いながら、AIを活用した研究を効率的に進めるための新たなソリューションです。両社は、研究者が安心して日々の業務に集中できる環境を提供し、日本のライフサイエンス分野のさらなる発展に寄与していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社ヒューマノーム研究所
住所
東京都中央区築地2-4-10 SAテンハウス2階
電話番号

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