オーストラリアで躍進中のKen-Chan Curryが新店舗オープン

Ken-Chan Curryの新たな挑戦

オーストラリアを拠点に展開しているKen-Chan Curry（ケンちゃんカレー）が、2025年11月23日にRhodes Waterside Shopping Centreにて6店舗目をオープンしました。この新しい店舗の初日には、特別企画として「5ドルチキンカツカレーキャンペーン」を実施し、なんと2,208杯ものカレーが提供されるという大反響を呼びました。

● ブランドの成り立ち

Ken-Chan Curryは、シドニーの屋台からスタートしたユニークなカレーブランドです。代表の堀場健太氏は、小さな屋台で始めたビジネスを、今やオーストラリア国内で6店舗という規模まで成長させてきました。最初は日本のイベントに出展する形で提供したチキンカツカレーが話題となり、瞬く間に「チキンカツカレーといえばKen-Chan Curry」として地元に根付く存在になりました。

屋台営業から始まったこのブランドは、味のクオリティやお客様に対するサービスを大切にしながら、現地の食文化に適応させてきました。これがオーストラリア市場での成功につながっているのです。

● チキンカツカレーの魅力

Ken-Chan Curryの看板商品であるチキンカツカレーは、創業時からのレシピに基づいた日本式カレーがベース。豊富な種類のスパイスと新鮮な野菜をじっくりと煮込み、深みのあるルーが特徴です。また、毎日、その場で揚げた自家製チキンカツを使用することで、「揚げたて」の美味しさを提供しています。

特に、揚げたてのチキンカツをカレーと一緒に楽しむスタイルは、現地の人々にとって新鮮で特別感があり、幅広い世代から支持を受けています。また、使用する鶏肉は地元のサプライヤーから仕入れ、動物福祉に配慮している点も、親しみやすさを与えています。

● 初日の大反響

Rhodes Watersideにオープンした6店舗目は、初日から多くのお客様で賑わいました。行列ができるほどの人気で、昼夜を問わずお客様が来店。特に、$5チキンカツカレーキャンペーンは大好評で、初日の売上は2208杯にのぼりました。

オープン当日は、現地のファミリー層を中心に多様なお客様が来店し、SNSでも多くの投稿が見られ、その人気ぶりが伺えました。Ken-Chan Curryがオーストラリアにおいて確立した強いブランド認知が、さらに広がっていることを示しています。

● さらなる成長に向けて

Ken-Chan Curryは、オーストラリアでの事業をさらなる拡大へと進めています。今後、新たにMascotでのオープンを控えており、計画では2038年までにオーストラリア国内で100店舗、さらに長期的には世界で3000店舗を目指しています。

ブランドが展開する「Speed」「Quality」「Service」「Cleanliness」の4つの基準に基づくオペレーション戦略を展開しながら、現地の市場にフィットする新しい食文化を提案し続けていく方針です。

また、同ブランドは日本での店舗も運営しており、地元の人々にもその魅力を届けることを大切にしています。これからもKen-Chan Curryは、日本の食文化を海外に広める架け橋として、挑戦を続けていくことでしょう。