オランウータン支援
2020-12-04 14:10:02
コロナ禍で孤児化したオランウータンを救う取り組み
コロナ禍で孤児となったオランウータンを救うプロジェクト
一般社団法人more treesが、株式会社Freewillが運営するクラウドファンディングサービス「SPIN」を通じて、コロナウイルスの影響で森に帰れなくなった孤児オランウータンへの支援プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、2020年12月1日から2021年1月31日までの期間に実施され、目標金額は578,800円です。
この initiative の背景には、経済活動や地球温暖化による環境破壊が影響しています。特にオランウータンの母親は、動物が生息する森が失われることで多くが命を落とし、その結果として孤児化が進行しています。インドネシアにあるBOS財団では、現在約400頭のオランウータンがリハビリに励んでいますが、コロナの影響により自然に戻ることができず、月々約1,000万円の運営費がかかっています。
ジェラパットくんの物語
本プロジェクトの一環として、孤児オランウータンであるジェラパットくんの物語を通じて支援を促進します。ジェラパットくんは、母親を失い、森林に還ることも叶わず、さらなる支援が求められています。彼のストーリーが多くの人々に響き、森林保護の重要性について考えてもらうきっかけとなることを目指しています。
さらに、参加者は寄付を通じて、オランウータンの保護を考えるだけでなく、自らの消費活動の見直しや森林保護の重要性について気づくことにもつながります。環境問題に対する理解を深める良い機会となるでしょう。
SPINの特徴
「SPIN」は、寄付の流れを透明化し、不正利用を防ぐためにブロックチェーン技術を活用しています。これにより、支援者たちは安心して寄付ができ、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで確認することが可能です。また、英訳機能により、世界中の支援者に対してもアプローチすることができ、ボーダーレスな活動が展開されています。
森林保全への取り組み
この支援プロジェクトには、音楽家であり森林保全活動家である坂本龍一氏が代表を務める一般社団法人more treesが深く関与しています。more treesは「都市と森をつなぐ」をテーマに、協働による森林保全や、地域の魅力発信を行っています。彼らとBOS財団は、過去の協力関係を基に、森林保護のための取り組みをさらに強化しています。
最後に、コロナ禍での影響が広がる中、私たち一人ひとりが地球環境の保護に対する意識を高め、行動に移すことが求められています。このプロジェクトへの参加は、そんな第一歩となるかもしれません。私たちの力で、孤児オランウータンとその生息地を守ることができるのです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Freewill
- 住所
- 港区北青山一丁目4-5VORT青山一丁目Dual's301
- 電話番号
-
03-6721-1840