2022年12月9日、東京・秋葉原にて「Multiphysics Conference 2022」が開催されます。本カンファレンスは、実験・解析・開発のソリューションが一堂に会するマルチフィジックス解析の祭典です。
2年ぶりの現地開催となる今回は、「カーボンニュートラル」をテーマに、現在最も注目されている分野について、多分野にわたる講演が行われます。東京大学 生産技術研究所の鹿園直毅教授による基調講演では、カーボンニュートラル時代に向けた熱技術の革新について、東京大学 情報理工学系研究科の奈良高明教授による基調講演では、非侵襲計測・非破壊検査のための逆問題解析法について、それぞれ最新の知見が語られます。
さらに、口述講演では、東京大学の先進科学研究機構の野口篤史准教授による「超伝導量子回路を用いたハイブリッド量子技術」、古河電気工業 研究開発本部 先端技術研究所 解析技術センター 理論解析課の松本潮氏による「熱流体解析とサロゲートモデルを併用した設計空間探索:ヒートシンクの放熱設計の例」、東京理科大学 工学部機械工学科の元祐昌廣教授による「金属ナノ構造の局在表面プラズモン共鳴と熱流体挙動によるナノ物質集積の解析」など、注目の研究成果が発表されます。
本カンファレンスでは、講演以外にも、ランチョンセミナーやパネルディスカッションなど、現地開催ならではの催しも予定されています。マルチフィジックス解析に興味のある方は、ぜひご参加ください。
本カンファレンスで紹介される「COMSOL Multiphysics」は、米国COMSOL ABが開発した有限要素法ベース汎用物理シミュレーションソフトウェアです。伝熱、振動、音響など、複数の要素を組み合わせて多角的に検証するマルチフィジックス解析が強みです。日本では、全国の大学・大学院の理系研究室や研究機関、メーカーなどで導入されています。
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