奥田グループ決算発表
2024-07-30 19:20:13

奥田グループCEO、2025年3月期第1四半期決算の成果を発表

野村ホールディングス株式会社 2025年3月期第1四半期決算概要



2024年4月から6月にかけての2025年3月期第1四半期の連結決算が、野村ホールディングス株式会社のCEO、奥田健太郎氏によって発表されました。その内容は、収益と利益の両面で非常に好調な結果が見られました。

収益の状況


当四半期の総収益は、金融費用を控除後に4,544億円に達し、前四半期比では2%の増加、前年同期比では驚くべき30%の増加を記録しました。

税前利益の増加


税前利益に関しては、1,029億円となり、前四半期比で12%増加、前年同期比では122%増と大幅な伸びを示しています。このような成長を支えたのは、主にウェルス・マネジメント、インベストメント・マネジメント、ホールセールの3つの主要部門によるものでした。

ウェルス・マネジメントの好調


特に、ウェルス・マネジメント部門では、領域別アプローチの進展が貢献し、ストック資産とストック収入が歴史的な最高値を更新しました。この部門の税前利益は、9年ぶりに高水準となっています。

インベストメント・マネジメントの成果


インベストメント・マネジメント部門においても、運用資産残高が92.5兆円に達し、安定収入の事業収益も過去最高を記録しました。また、プライベート資産への取り組みでは、オルタナティブ運用資産残高が2兆円を超えました。

ホールセール部門の動向


ホールセール部門については若干の増益が見られ、グローバル・マーケッツ分野ではスプレッド・プロダクトとエクイティが好調である一方、インベストメント・バンキングにおいては執行案件が減少し、結果として前四半期比での収益減となりました。

全社の税前利益とROE


全社としての税前利益は1,029億円、当期純利益は689億円に達し、いずれも増加傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は8.1%を記録し、前四半期及び前年同期と比較しても明らかな改善が見られます。

今後の展望


奥田CEOは、「主要3部門の税前利益が5四半期連続で増えていることが何よりの証拠です。今後もこの成長を持続できるよう、努力を続ける所存です」と述べています。さらに、日本のフランチャイズを利用したグローバル戦略の深化にも期待を寄せているようです。

以上の内容からも、今後の報告に注目が集まる中、野村ホールディングスの動きがどのように展開されるか、一層興味が高まっています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
野村ホールディングス
住所
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。