鍾乳洞の魅力を再発見!
知名町で、2018年10月18日(木)に「第25回日本鍾乳洞協会総会」および「第31回日本鍾乳洞サミット in ちな」が開催されます。このイベントは、日本観光鍾乳洞協会とその加盟する鍾乳洞を持つ市町が持ち回りで開催するもので、鹿児島県の天然記念物に指定されている「昇竜洞」を管理する知名町が主催です。
日本観光鍾乳洞協会の目的
日本観光鍾乳洞協会は、観光鍾乳洞の保存や観光客誘致の拡大を目的に設立され、定期的に「日本鍾乳洞サミット」を開催してきました。スタンプラリーやガイドブックの作成などを通じ、鍾乳洞の魅力を広くPRしています。そこで、参加が期待されているのは、龍泉洞(岩手県)、あぶくま洞(福島県)、日原鍾乳洞(東京都)、飛騨大鍾乳洞(岐阜県)など、日本各地から参加する鍾乳洞の管理者や観光協会の団体です。
鍾乳洞について
鍾乳洞は、海底で堆積した石灰岩が地殻変動により隆起し、浸食作用によって形成されます。洞窟内の地下水が空気に触れることで鍾乳石が生成され、それらの美しさは観光地としても、学術研究の場としても重宝されています。知名町には、鍾乳洞が至る所に存在し、観光地としてもアウトドアスポーツの場としても注目が集まっています。
知名町の観光鍾乳洞「昇竜洞」
昇竜洞は、1963年に発見され、全長3500mのうち600mが一般公開されています。その美しい鍾乳石の発達は見事で、特に「クリスマスツリー」や「金銀の瀧」など、様々な形状の鍾乳石が見ることができます。また、「音楽堂」と呼ばれるスポットもあり、鍾乳石を叩くと澄んだ音が響くため、訪れる人々を楽しませています。さらに、洞窟の入口周辺には多くの亜熱帯植物が生い茂り、蝶々も訪れる景観が広がっています。
サミットの詳細
今回のサミットのテーマは「次の時代へバトンパス!わがまち、わがむら鍾乳洞自慢」です。これは、各地域の鍾乳洞の魅力を発信し合い、未来に繋げていくという意図が込められています。出席者は各地の鍾乳洞所在の市町村長や議会議長、観光協会の幹部など、多彩なメンバーが集まります。
日程概要:
- - 日時:2018年10月18日(木)
- - 場所:知名町フローラル館(鹿児島県大島郡知名町知名520番地)
- - スケジュール:
- 09:30 セレモニー(昇竜洞)
- 10:00 日本観光鍾乳洞協会視察(昇竜洞)
- 13:30 第25回日本観光鍾乳洞協会総会(知名町フローラル館)
- 14:45 第31回日本鍾乳洞サミット in ちな(知名町フローラル館)
取材等について
このイベントに関する取材は、報道関係者の方々にぜひご参加いただきたいと思います。
お問い合わせ
知名町役場企画振興課 担当: 宗岡
TEL:0997-84-3162
FAX:0997-84-3172
MAIL:
[email protected]
鍾乳洞の魅力が再評価されるこの場で、未来への架け橋を築く貴重な機会にぜひご注目ください。