株式会社NEWONEのキャリアクラフト診断調査結果
株式会社NEWONEは、73社・1,801人による「キャリアクラフト診断」の結果を詳しく分析した調査レポートを発表しました。これは、エンゲージメント向上を目指す組織開発や人材育成の施策に役立つ材料となります。
調査の概要と意義
この調査は、2022年から2026年にかけて実施されたもので、参加者は「キャリアクラフト総合スコア」と呼ばれる指標を通して、自身のキャリア形成行動を測定しました。具体的には、幸福度、仕事の満足度、そして勤続意向といった要素がこのスコアと関連していることが見いだされました。
一方、この調査で特筆すべきは、回答者の17.9%しか「将来のキャリアビジョンが明確」と感じていない点です。これは、企業がキャリア支援にどう取り組むべきかを考える上で貴重な示唆を与えています。
調査結果のサマリー
1.
幸福度と仕事満足度の関連性
キャリアクラフト総合スコアが高い層(上位25%)は、幸福度が2.09、仕事満足度が1.89、勤続意向が1.47高いという結果が出ています。これらのデータから、スコアが高いほど、職場における満足感が高いことが読み取れます。
2.
幸福度と仕事満足度の違い
幸福度には、人生全体からキャリアを形成する「Life」の要素が強く関与し、仕事満足度には日々の業務から得られる「Job」の要素が影響を与えていることがわかりました。
3.
キャリアの谷
年代や勤続年数によって、キャリアの満足度に波があることも確認されています。特に30代後半にはスコアが一時的に低下しますが、40代前半にかけて回復傾向が見られるとしています。
調査背景と目的
今のビジネス環境では、働く価値観が多様化しているため、「自分らしいキャリアをいかに築くか」は非常に重要なテーマとなっています。NEWONEでは、キャリアクラフト診断結果から企業が従業員の自律したキャリア形成をどのように支援するかを提案するため、このレポートを作成しました。
詳細な分析結果
調査での主要な結果では、「人とのつながり」が最も高得点で70.7点を記録。その一方で、「将来の見通し」は61.7点、「経験・人脈の貯金」は59.2点と、見通しと資産形成について課題があることが明らかになりました。キャリアビジョンに関する意識も、全体で3.95点と低く、企業の支援が求められています。
特に、転職経験者は「キャピタル」が高い傾向が見られ、これは職場環境や職種が与える影響も考慮する必要があります。
企業への提案
この調査から得られた情報を基に、企業は以下の3つの視点でキャリア支援を実施することが効果的です。
1.
Lifeを言葉にする機会を提供する
従業員が自分の価値観や大切にしたいことを安心して話せる場を設ける。
2.
仕事の進め方を見直し、共に改善を図る
従業員の強みを生かした役割を整理し、新たな業務配分を行う。
3.
少しずつ試してみる
人脈を築く行動や自己学習を促し、経験を次のステップにつなげる。
レポートのダウンロードと企業情報
本調査の詳細レポートは、無料でダウンロード可能です。企業はこのデータを参考に、効果的なキャリア支援を実施できます。
詳細へのリンク:
NEWONEキャリアクラフト診断レポート
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