BIZITとLangcliffe、M&A分野での新たな提携を発表

日本国内の企業が少子高齢化や国内市場の縮小に直面する中、中堅・中小企業が海外進出の可能性を模索しています。そんな中、株式会社BIZITは、欧州最大級のM&A案件オリジネーターであるLangcliffe International Ltd.（以下、Langcliffe）との間にコラボレーション契約を締結しました。この提携は、日本企業が欧州市場に進出する際の情報収集やアクションをサポートすることを目的としています。

提携の背景

多くの日本企業は、海外市場を目指すものの、情報収集や必要なリソースが不足しており、実際行動に移せていないという現状があります。特に、中小企業においては、金融機関や大手フィナンシャルアドバイザーが提供する大型案件の情報は入手可能でも、中小型案件については非常に情報が限られています。この課題を解決するため、BIZITはLangcliffeとの提携を選択しました。Langcliffeは英国に本社を構え、年間2,500件以上のM&A案件を収集する実績があります。

具体的な取り組み

この提携により、BIZITは自社のプラットフォーム「BIZIT M&A」を通じて、Langcliffeが保有する豊富な中小型M&A案件の情報を日本企業に提供できるようになります。これにより、欧州での事業展開を考える日本中堅・中小企業に対し、迅速かつ効率的に情報を共有し、進出初期段階で抱える課題を克服するための支援を行います。

例えば、特定の業種や市場に対するM&A案件の紹介、進出に必要な市場調査、さらには現地のパートナー企業との連携を可能にする体制を整備します。これにより日本企業は、欧州市場への進出をより現実的な選択肢とし、実際のアクションを起こしやすくなることでしょう。