農業現場の熱中症対策に革新!
近年、地球温暖化が持続的に進行する中、それは農業現場にも深刻な影響を与えています。特に真夏の作業中における熱中症のリスクが顕著に増加しており、これが農業従事者の安全と生産性に大きな課題をもたらしています。そんな中、株式会社アグリトリオは、農業分野の熱中症対策として新たな試みをスタートしました。
TwooCa Ringを活用した新しいアプローチ
アグリトリオが選んだのは、株式会社Kort Valutaが開発したバイタルデータを取得する機能付きウェアラブルデバイス「TwooCa Ring」です。このスマートリングは体温や心拍数などの健康データをリアルタイムで測定できることから、農業従事者にとって重要な健康管理ツールとなります。
指にはめるだけで日常の健康状態をモニタリングできるTwooCa Ringは、特に高齢の農業従事者にとって、体調の変化を早期に察知し、適切な対応が可能になるというメリットがあります。データを事前に確認できることで、現場の管理者は熱中症のリスクを把握し、迅速に対応することが期待されます。
実証実験の具体的な内容
アグリトリオは特定のフィールドにおいて、TwooCa Ringの試験的な利用を実施します。対象となるのは、豊橋市の一般農家(トマト農家)、農業法人(株式会社Towing)、豊橋農業協同組合、そして自社の農業従事者です。これにより、複数の環境での利用効果を評価し、安全性の向上を図ります。
TwooCa Ringの魅力
TwooCa Ringは、実は世界初のVisaタッチ決済機能を搭載している健康管理型のスマートリングでもあります。体温や心拍数、歩数、睡眠時間などを取得し、管理画面で健康状態が視覚的に確認できるため、農業従事者の健康意識向上にもつながるでしょう。さらには、労働環境の整備を進めることで、労働力の確保にも寄与することを目指しています。
今後の展望
今後、アグリトリオは取得したデータを活かし、作業時間や負荷の最適化に向けた取り組みを進めていく方針です。また、運営する農業求人アプリ「農How」とのデータ連携を通じ、近年需要が高まっているスポットワーカーへの安全で快適な労働環境の提供も視野に入れています。
テクノロジーの助けを借りながら、持続可能な農業の実現に向けた革新的な取り組みが期待される中、アグリトリオの試みは注目を集めています。これからの農業は、ただ食を生産するだけでなく、働く人々の安全や健康も重要視する時代へと移行しています。
【企業情報】
- 所在地: 東京都渋谷区渋谷3-11-2 渋谷パインビル4F
- 代表者: 柴田秀樹
- 事業内容: 各種カードの発行、企画、管理、運営、スマートリングの開発及び販売
- URL:
kortvaluta.com
- 所在地: 愛知県豊橋市植田町字大膳39-5
- 代表者: 深谷祐貴
- 事業内容: 農業求人システムの運営・開発 他
- URL:
agritrio.co.jp
【お問合せ】
担当: 深谷
TEL: 0532-82-2862
Eメール:
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