株式会社コンヴァノが臨時株主総会の開催を発表
株式会社コンヴァノ(東京都渋谷区、代表取締役社長:上四元 絢)は、臨時株主総会の開催日程を決定したことをお知らせしました。この臨時株主総会において、自己株式取得に関する議案が提案され、株主の意見を確認する場が設けられます。
臨時株主総会の概要
本会議の開催日時は2025年12月9日(火)11:00からで、場所は未定ですが、株主の参加が期待されています。議案の中での重要なトピックは、「自己株式の取得の件」です。これは、企業のガバナンスを高め、透明性を持った株主への説明責任を果たすためのものです。
自己株式取得の目的とは?
コンヴァノは事業拡大を進めながら、営業利益や投資パフォーマンスを最大化し、企業価値を持続的に向上させることを譲れない方針としています。最近の業績予想の上方修正でも、2026年3月期の売上収益を12,370百万円、営業利益を6,535百万円へ見込んでおり、順調な成長を続けています。
しかし、同社は現在の株価が本来の価値を反映していないと考え、資本効率を向上させることで株主価値の最大化を目指すために自己株式の取得を決定しました。これは取締役会での決議によっても行えますが、同社はガバナンスを重視し、株主の意見を仰ぐ場を設けることを選びました。
自己株式取得の詳細
- - 取得対象株式の種類: 当社普通株式
- - 取得し得る株式の総数: 500,000株(発行済株式総数の約0.1%)
- - 取得総額: 200,000,000円(上限)
- - 取得期間: 2025年12月10日〜2026年1月31日
- - 取得方法: 東京証券取引所における市場買付
自己株式の保有状況
2025年10月24日時点での保有状況は、発行済株式総数が509,156,000株、そのうち自己株式は20,100株とのことです。これに基づいて、今後の資本政策を進めていく中での意思決定の透明性を高めるとしています。
今後の展望
これらの施策は財務面への影響は軽微と予想されますが、コンヴァノは「投下資本→収益創出→再投資→投資余力拡大」という資本循環モデルを活用し、持続的な企業成長と株主の利益を両立させることに注力します。
株式会社コンヴァノについて
株式会社コンヴァノは、全国に「FASTNAIL」ブランドを展開するネイルサービスチェーンを運営しており、「新しい価値の創造と機会の拡大」を企業理念としています。デジタル・マーケティングやAI技術を活かして事業を展開し、さらにWEB3インフラへの進出を目指して次世代プラットフォーマーとしての地位確立を狙っています。
事業内容には、ネイルサービスの提供、フランチャイズ管理、商品企画・開発・販売、新規ビジネスシステムの構築などが含まれています。公式サイトもご覧ください:
convano.com