標津町でオンデマンドバス実験
2024-07-03 06:23:22

北海道標津町でオンデマンドバスの実証実験開始!GPSロガーでリアルタイム運行情報提供

北海道標津町でオンデマンドバスの実証実験開始!GPSロガーで運行情報をリアルタイム共有



北海道標津町では、2024年7月1日より、予約制オンデマンドバスの運行にGPSロガーを活用した新サービス「ミルトッカ」の実証実験を開始しました。このサービスは、エゾウィン株式会社が開発したもので、CLAS対応GPSロガーを用いることで、バスの位置情報を1秒ごとに取得し、1分おきにその軌跡を地図上に表示します。

標津町では、従来、決まった路線を走るバスが運行されていましたが、利用者が少ない時間帯でも運行する必要があり、輸送人員一人あたりの運行コストが課題となっていました。そこで、住民が予約した場所に直接向かうオンデマンドバス方式を導入することにより、運行コストの削減と住民の利便性向上を目指しています。

しかし、オンデマンドバスでは、バスの到着時間が不確定になるため、住民は不安を感じていました。「ミルトッカ」は、この不安を解消するために開発されたサービスです。住民はスマートフォンやパソコンからバスの現在位置をリアルタイムで確認でき、正確な到着時間を把握することができます。

「ミルトッカ」で実現する利便性



「ミルトッカ」の導入によって、以下のような効果が期待されています。

待機時間の短縮: バスがいつ来るのか正確にわかるため、無駄な待機時間を減らすことができます。
利便性の向上: バスの位置情報がリアルタイムで確認できることで、利用者の利便性が向上します。
* 問い合わせの減少: バスがどこにいるのかという問い合わせが減ることで、運行事業者の負担軽減につながります。

標津町の取り組み



標津町役場の西山氏は、「従来の路線バスでは、住民にとって到着時間が不確定という不便さがありました。ミルトッカの導入により、この不便さが解消され、住民にとってより安心して利用できるサービスになることを期待しています。また、輸送人員一人あたりの運行コストの削減にも大いに寄与することでしょう。」と述べています。

エゾウィン株式会社について



エゾウィン株式会社は、北海道標津町で2019年に創業した会社です。同社は、「日本の食を支える」をミッションに、農業DX事業を展開しています。今回の「ミルトッカ」の実証実験は、同社の事業領域である農業DXのノウハウを活かした取り組みと言えるでしょう。

今後の展開



「ミルトッカ」は、バスだけでなく、様々な車両や移動手段に応用が可能です。将来的には、高齢者や障害者の移動支援、配送業務の効率化など、様々な分野での活用が期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 北海道 ミルトッカ エゾウィン 標津町

Wiki3: 北海道 ミルトッカ エゾウィン 標津町

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。