世界こどもの日に開催されたオシエルズの「笑う学校」イベントの魅力とは

世界こどもの日に共に笑った親子たち

2025年11月19日、東京都新宿区のシアターマーキュリー新宿で、「笑い」をテーマにした子ども向けイベントが開催されました。このイベントは、地域の人々を豊かにすることを目指す人材サービス会社、株式会社マーキュリーが主催し、90名の親子が参加しました。

イベントの背景

マーキュリーは、地域の子どもたちに多様な学びや体験を提供する取り組みとして、プログラミング教室や卒業イベントなどを行ってきました。今回の「世界こどもの日」に合わせての企画は、「子どもたちの笑顔」「子どもたちの権利」「地域協働」をテーマにし、人を傷つけない笑いを通じて教育と楽しみを融合させる試みとして評価されました。

イベント概要

イベントの名前は「オシエルズの笑う学校」であり、開催日は2025年11月19日。6時30分から1時間にわたって行われ、コンビ・オシエルズを迎えて親子が参加する形で進行。参加費は無料であり、対象は小学生以下の子どもとその保護者でした。

参加者はオープニングから自己紹介、トーク、即興コント、ゲームと続く様々なプログラムを通じて「人を傷つけない笑い」のエッセンスを体験。

参加者による学びの場

オシエルズは、AI翻訳に関する漫才から始まり、テクノロジーをテーマにしたパフォーマンスで観客の緊張を解きほぐしました。トークセッションでは、二人の過去の体験を共有し、笑いは他者を思いやる行為としての大切さを参加者に伝えました。彼らは「自分が楽しむだけの笑いは真のものではない」と語り、互いを受け入れることの重要性を強調しました。

特に印象的だったのは、即興コント「ペーパーズ」で、観客から提供された言葉を元にその場で物語を展開する試み。参加した子どもたちが中心となるコントで、参加型の楽しい雰囲気が会場を包みました。ここでのキーワードは「共創」で、観客自身が物語の一部となり、自身の言葉に自信を持つことを促すものでした。

コミュニケーションゲームでの体験

イベントでは、じゃんけんやストーリーリレーといったコミュニケーションゲームも実施されました。これは、言葉を受け入れ、他者との関係を深める体験を提供するもので、親子で笑顔を共有する瞬間を生み出しました。ゲームを通じて、お互いにリスペクトし合うことが、いじめのない学校生活につながることを学ぶ貴重な機会となったのです。

最後には、参加者全員に地域の飲食店から特製のお弁当が提供され、親子での食事とともに楽しい余韻を楽しみました。このように、イベントは学びと笑いに満ちた一日となったのです。