Hinemosの進化
2024-10-03 21:59:22

NTTデータ先端技術、HinemosをNutanix Cloud Platformに対応

NTTデータ先端技術、HinemosがNutanix Cloud Platformに対応



NTTデータ先端技術株式会社は、その統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」をNutanix Cloud Platformに対応させることを発表しました。2024年10月中旬から順次開始されるこの新機能は、ハイブリッド・マルチクラウド環境の効果的な管理を可能にします。これにより、企業はシステムの運用コストを削減し、業務の効率を向上させることが期待されています。

Hinemosとは何か


「Hinemos」は、企業のITインフラを一元管理するために設計された統合運用管理ソフトウェアです。このソフトウェアは、運用監視、データ収集、可視化・分析、自動化といった一連の機能をパッケージ化しています。その結果、企業は運用管理業務を効率的に行うことができ、トータルコストの削減にもつながります。

Nutanix Cloud Platformとは


Nutanix Cloud Platformは、最新のクラウド技術を活用した柔軟な運用環境を提供します。オンプレミス、エッジ、クラウドにまたがるアプリとデータの管理を一元化するこのプラットフォームは、急速に変化するビジネスニーズに応えるための最適なソリューションです。

新機能の概要


今回の対応では、Hinemosに新たに以下の機能が追加されます。

1. Nutanix Cloud Platform管理機能の追加
Hinemosは、従来のAWS、Azure、Google Cloud、Oracle Cloudといった既存のパブリッククラウドだけでなく、Nutanix Cloud Platformにおいても管理機能を提供します。環境の自動検知や専用リソース監視など、運用効率を高めるための機能が段階的にリリースされる予定です。

2. Nutanix AHV上の動作サポート
Hinemosは、Nutanix Cloud Platformのハイパーバイザー「Nutanix AHV」上の仮想マシンで動作することが可能になります。これにより、Hinemos自体の可用性が向上し、運用監視機能も強化されます。

この新機能によって、企業は所有するITインフラのスケーラビリティを増し、無駄なコストを削減することができるでしょう。また、Hinemosはこれまでの単機能の組み合わせではなく、必要な機能を一体化して提供することで、運用管理が一層スムーズになります。

ビジネスと社会への影響


企業は、変わりゆくビジネスニーズに迅速に対応するためにITインフラを効率的に運用する必要があります。Hinemosがその役割を担うことで、より多くの企業が低コストで高機能なITソリューションを利用できるようになることが期待されています。また、2024年11月8日には「Hinemos World 2024」というオンラインイベントが予定されており、Hinemosの最新機能や動向についての詳細が発表される予定です。

まとめ


NTTデータ先端技術の新たな試みであるHinemosのNutanix Cloud Platform対応は、統合運用管理の新たなステージを切り開くものと言えるでしょう。これによって、より多くの企業が複雑なIT環境を効率よく管理し、運用コストの削減と業務の向上を実現できることに期待が寄せられています。今後の動向にも注目です。


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会社情報

会社名
NTTデータ先端技術株式会社
住所
東京都中央区月島1-15-7パシフィックマークス月島
電話番号
03-5843-6800

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