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流通業界の効率化を目指すAUDERが資金調達を実施

AUDER株式会社（本社：神奈川県横浜市、CEO：各務友規）は、最新の入出荷管理SaaS「AUDER」を通じて食品流通業界の効率化を進めています。この度、AUDERはポストシードラウンドとして1.2億円の資金調達に成功しました。引受先にはALL STAR SAAS FUND、株式会社マルイチ産商、株式会社水産流通、中央フーズ株式会社が名を連ねています。

食品流通の現状

食品流通は、生産者やメーカーから小売業者まで、物流センターを介して成立しています。しかし、業界の70％以上を占める中小物流センターでは、依然として手作業が中心であり、人手不足が深刻な問題となっています。このような状況下で安定供給が果たされるかどうかが危惧されています。

AUDERは、様々なプレイヤーが関与する物流シーンでの入出荷管理を効率化し、システム化された業務を提供することで、これらの課題解決を目指しています。長年にわたる紙とペンでの管理から脱却し、AIやIoTを駆使した最先端の入出荷管理の導入を進めています。

AUDERの特長

AUDERの入出荷管理SaaSは、以下の特長があります。

1. 優れたユーザー・エクスペリエンス

AUDERは、管理者向けのWEBアプリと作業者向けのMobileアプリ（Android、iOS）から構成されています。特に現場の作業は、紙に依存することなく、すべての操作がMobileアプリ上で完結します。これにより、作業実績を二重に記録する必要がなくなり、業務効率が飛躍的に向上します。

2. 最先端の技術搭載

AUDERは、AI画像認識による1D/2Dコードの一括認識機能やRFIDなどの自動認識技術を標準で搭載しています。これにより、作業の生産性が大いに向上し、新たなシステム開発のコストも削減できます。実際、スマートフォンをかざすだけでまとめて商品を認識でき、持ち運びの利便性も優れています。

3. SC全体の管理が可能

AUDERはマルチテナント型のSaaSであり、複数のプレイヤー間の取引もカバーできます。卸売業者と小売業者間の入出荷など、サプライチェーン全体のデータをリアルタイムで共有でき、物流の最適化に寄与します。これにより、物流全体での効率化が期待されています。

今後の展望

AUDER株式会社は、今後も入出荷管理を中心としたプロダクトを提供し続け、中小物流センターのデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進していく考えです。サプライチェーン全体の流通を合理化し、デジタルインフラの構築に貢献することを目指しています。

資金調達の詳細

• - 調達金額：1.2億円
• - 調達方法：第三者割当増資
• - 主な株主：

- ALL STAR SAAS FUND
- 株式会社マルイチ産商
- 株式会社水産流通
- 中央フーズ株式会社

出資者からの期待の声も寄せられており、AUDERが流通業界のリーダーとしての地位を確立できるか注目が集まります。

AUDER株式会社の概要

• - 代表者：CEO 各務友規
• - 設立年月：2021年4月
• - 所在地：神奈川県横浜市西区北幸2-10-28むつみビル3階
• - 会社HP：AUDER公式サイト

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