松戸と徳川家の歴史を探る特別展が開催！明治から昭和の魅力を感じよう

戸定歴史館・市立博物館　連携特別展

この夏、千葉県松戸市で待望の特別展が開催される。日時は令和7年7月12日から8月31日までの約2ヶ月間。会場は市立博物館の企画展示室と戸定歴史館だ。この特別展は、松戸市の歴史と徳川家の関わりを深く掘り下げる重要な機会となる。特に注目すべきは、徳川昭武と息子の武定という二人の歴史に焦点を当て、彼らが過ごした明治・大正・昭和の時代を多角的に紹介することだ。

徳川家の足跡をたどる

徳川昭武は、水戸徳川家のお殿様であり、1884年に松戸に移り住んだ。その後、彼と家族は地元の人々や自然に触れ合いながら、新たな日常を築いていった。本展では、このような彼らの暮らしを、「松戸町の人たちと徳川家のおつきあい」、「自然環境と暮らし」、「結びつく“まつど”と徳川家」という三つのテーマを元に紐解いていく。

展示内容は大きく分けて、戸定歴史館では80点、市立博物館では100点の資料が揃い、それぞれ異なる視点から歴史を掘り下げる。戸定歴史館では、観覧者が「戸定邸へ行こう」、「“まつど”で狩って！釣って！」、さらに「徳川家とあゆむ“まつど”」の３つのコーナーで楽しむことができる。

充実の関連イベント

また、特別展にあわせて様々な関連イベントも予定されている。例えば、講演会やワークショップなど、年齢を問わず楽しめる内容が企画されており、古き良き昭和の時代を身近に感じる機会となるだろう。家族連れや歴史ファンにとって、素晴らしい体験となることは間違いない。

参加料金

観覧料金は戸定歴史館と市立博物館共通で、一般150円、高校・大学生100円、中学生以下は無料と非常にお手頃。特に、戸定まるごとチケットを利用すれば、320円で両方の施設を楽しむことができるため、ぜひこの機会を活用したい。さらに、特別展にあわせて設けられた「戸・博まるごとチケット」では300円で観覧でき、ストラップのプレゼントもある。

会場案内

イベントは、市立博物館企画展示室および戸定歴史館にて行われる。市立博物館の住所は千駄堀671、戸定歴史館は松戸714-1に位置している。月曜日は休館日だが、7月21日と8月11日は特別に開館するので、都合に合わせて訪れることをおすすめする。この特別展を通じて、松戸市の歴史を再発見し、徳川家がどのように地域に根付いたのかを感じることができる。

ぜひ、訪問してみてほしい。この歴史の旅が、多くの人にとって忘れられない思い出になることを願っている。