関西をリードする大学発スタートアップ「KSIIゼブラ」の認定式
2023年12月20日(水)に、人気のあるイノベーションイベント「イノベーションストリームKANSAI 7.0」にて、関西を拠点とする大学発のスタートアップ企業を認定する「KSIIゼブラ」の認定セレモニーが行われます。このセレモニーは、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)が主催し、関西地域の産業に新たな活力を注入することを目的としています。
セレモニーの詳細
- - 日時: 2023年12月20日(水)16:00~17:00
- - 場所: グランフロント大阪 コングレコンベンションセンターホールB、C(大阪市北区大深町3-1、北館B2F)
詳細は
こちら
セレモニーでは、KSII総括エリアコーディネーターである村尾和俊氏による主催者挨拶が行われ、その後、近畿経済産業局長・信谷和重氏からの来賓挨拶およびスタートアップ企業への認定表彰が行われます。また、認定されたスタートアップが登壇し、パネルディスカッションも予定されています。モデレーターは交通都市型まちづくり研究所代表の漆畑慶将氏が務め、テレビプロデューサーの赤澤友基氏が参加します。
認定されるスタートアップ企業
本年のKSIIゼブラ認定企業には以下の4社が選ばれました。これらの企業はそれぞれ、斬新な技術や事業モデルを通じて社会的課題を解決しようとしています。
1.
株式会社エネコートテクノロジーズ(京都大学発)
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事業内容: ペロブスカイト太陽電池及び関連材料の製造・販売
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評価額: 7,003百万円
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資金調達額: 2,394百万円
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注目情報: トヨタ自動車との共同開発や、東京都内でのIoT CO2センサー実証事業を実施中です。
2.
京都フュージョニアリング株式会社(京都大学発)
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事業内容: フュージョンエネルギープラント関連装置の開発
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評価額: 54,558百万円
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資金調達額: 12,326百万円
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注目情報: 米国子会社の稼働やカナダ原子力研究所との提携を発表。
3.
リージョナルフィッシュ株式会社(京都大学発)
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事業内容: ゲノム編集によるスマート養殖事業
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評価額: 10,067百万円
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資金調達額: 2,648百万円
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注目情報: NTTとの合弁事業を通じて、インドネシアでの実証展開を進めています。
4.
ルクサナバイオテク株式会社(大阪大学発)
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事業内容: 核酸医薬品の開発
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評価額: 3,882百万円
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資金調達額: 2,113百万円
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注目情報: 武田薬品工業とのライセンス契約や、フランスとの共同研究が注目されています。
関西イノベーションイニシアティブについて
関西イノベーションイニシアティブ(KSII)は、経済産業省による産学融合の先導モデル拠点として採択され、関西地域の29大学を中心に全90機関が集まって、大学発スタートアップの支援に力を入れています。これにより、社会の課題を解決するスタートアップが次々と登場し、産学融合のイノベーションエコシステムを形成することを目指しています。大学発スタートアップには、世界に羽ばたく可能性を秘めた事業が多く、今後の成長が期待されています。
この「KSIIゼブラ」認定セレモニーは、未来のイノベーションを担う企業への期待を込め、参加者全員でその成長を応援する重要な機会となります。