オフィスのセキュリティ問題
2020-01-29 11:01:29
オフィス環境のセキュリティ問題とその解決方法の調査結果
近年、企業におけるOA機器やネット環境の問題は特に注目されています。株式会社プラストが行った調査によると、総務担当者の多くが直面するこの問題には、驚くべき結果が明らかになりました。特に、中小企業の6割以上が過去にトラブルを経験していることが分かり、深刻な状況が浮き彫りになっています。
調査によれば、1,085人の総務担当者のうち、66.9%がOA機器やネット環境の契約を一括で管理しているのに対し、33.1%の企業がバラバラに別々の業者と契約していることが分かりました。このような契約形態は、トラブル発生時の混乱を引き起こす原因となることが多く、現場のスタッフにとっては大きなストレスの要因になっています。
例えば、万が一OA機器が故障した場合、多くの従業員がその問い合わせ先をすぐに把握できない恐れがあります。さらに、問い合わせ先に辿り着いても、たらい回しにされることが多いのも実情です。この調査で明らかになったように、トラブルに対応できる体制が整っていない企業が多いことは、業務に大きな影響を及ぼしかねません。業務の非効率が増すことで、従業員のモチベーションにも悪影響を及ぼす可能性があります。
実際のエピソードをみると、情報のバックアップが取れていなかったためデータが失われた例や、セキュリティの問題で個人情報が漏洩したケースなど、6割以上が何らかのトラブルに見舞われたと装いを語ります。このような経験から、特に回復までの時間と費用に関する不安が多く寄せられていました。この不安の根源は、トラブル発生時の初動が不明確であることと、セキュリティ面での脆弱性に起因していると考えられます。
また、調査によると、多くの企業がまだファイアウォールを導入しているものの、それだけでは十分な安全を確保できていないことも明らかになりました。実際、ファイアウォールを使用していると答えた人は45.8%であり、最も先進的なUTM(統合脅威管理)を利用していると答えたのはわずか15.1%に過ぎません。これは昨今の複雑なサイバー攻撃から企業を守るためには、より進んだ対策が必要であることを示唆しています。
このような問題を解決する一つの手段として、業務の一元化が提案されています。「コンサルティングからシステム運用・メンテナンスまで一貫したサービス」が必要であると感じている方は57.6%に上り、やはり一貫したサポートを求めていることが分かりました。
信頼できるシステムやサービスを選び、オフィス環境を整えることが今後の課題であると言えるでしょう。株式会社プラストは、こうした総合オフィスサービスを提供しており、特に中小企業にとって安心・快適な職場作りをサポートすることを使命としています。VACの導入やメンテナンスに関しても、信頼性が高く、実績も豊富です。
このような現状を受けて、特に中小企業が今後どのようにセキュリティや業務の効率化に向けて取り組むべきか、ぜひ真剣に考えていただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社プラスト
- 住所
- 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 明治安田生命さいたま新都心ビル23階
- 電話番号
-
048-600-0011