福島県本宮市の株式会社日本遮蔽技研は、2024年7月1日、公立大学法人会津大学と共同研究契約を締結したことを発表しました。
近年、太陽光発電所の電線盗難や害獣被害が深刻化する中、日本遮蔽技研は「人口減少社会に対応したコードレス機器によるAI保安サービス」の提供を目指し、会津大学との共同研究に踏み切りました。
会津大学・齋藤寛教授のグループが開発した技術を基盤に、エッジAIを活用することで、従来の保安サービスをさらに高度化し、より安全な社会の実現を目指します。
具体的には、AIを搭載した威嚇警報機を開発し、電線盗難や害獣被害の抑止に役立てる計画です。この警報機は、カメラ映像やセンサーデータなどを分析し、不審な動きや危険な状況を検知した場合、威嚇音や光を発することで、犯罪や被害を未然に防ぐことを目指しています。
日本遮蔽技研は、会津大学との共同研究を通じて、地域社会の安全・安心に貢献する革新的な技術を開発し、社会課題の解決に貢献していくことを目指しています。