恵比寿の特別なプライベートレストラン「Saucer」
2021年10月1日にオープンした「Saucer(ソーセ)」は、恵比寿に位置する一日一組限定のプライベートレストランです。このユニークな場所では、特別なひとときを過ごすことができます。店名は、フランス語で「ソースをかける」や「ソースをぬぐい取る」といった意味を持っており、料理におけるソースの重要性を反映しています。
コンデンストとミニマルのテーマ
「Saucer」の料理は、素材の良さと、味や香りを凝縮させたソースを大切にしています。提供される約10皿のコースには、緩急と強弱のあるストーリー性が込められ、各皿が一つの物語を語ります。料理の入り口を飾るのは「自家製パンと季節のソース」。単純に見えるこの一皿こそが、ショップのコンセプトである凝縮感とミニマルさを象徴しています。これに加え、三日間かけて丁寧に作られるトリプルコンソメは、すべての料理の重要なベースとなります。
シェフ郡司一磨の情熱
「Saucer」のシェフ、郡司一磨氏は、神奈川県出身で、料理の道に進むために多くの経験を積んできました。都内のミシュラン一つ星のレストランでソーシエとして才能を発揮、渡仏してリヨンやパリの一つ星レストランで腕を磨きました。郡司氏は、国内外から厳選した食材を使用し、自身が味わいを感じる素材のみを選び抜いています。この徹底したこだわりが、訪れる人々に特別な料理を提供する要因となっています。
例えば、岩手の小形牧場牛や、特製のアメリケーヌソースを使ったフリットなどは、彼の美食への情熱を強く感じさせます。
内装にもこだわり
「Saucer」の店内は、シックで落ち着いた雰囲気をもっています。カウンター席4つ、テーブル席8つが設置され、来店客がリラックスできる空間を演出しています。コンクリート打ちの天井と木のテーブルが用いられ、現代作家によるアート作品が加わることで、上質感と快適さを兼ね備えています。
ワインのセレクション
フランスワインを中心に、ボルドーやブルゴーニュのものを揃えており、料理とのペアリングも提案しています。特別な食事をさらに引き立てるための選りすぐりのワインが楽しめる点も、このレストランの魅力の一つです。
店舗情報
- - 店名: Saucer(ソーセ)
- - 住所: 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3 B1F
- - アクセス: JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅 西口から徒歩7分
- - 電話番号: 03-6712-7713
- - 営業時間: 18:00〜20:30 L.O.
- - 定休日: 日曜日
- - 席数: カウンター4席、テーブル8席(全席禁煙、1日1組限定)
- - 予算: コース¥16,500、グラスワイン¥1,800〜、ワインペアリング ¥8,800〜(サービス料10%加算)
「Saucer」は、非日常を体験できる特別なレストランとして、ぜひ訪れていただきたいスポットです。