岐阜県の新しい農業用ドローンAIRTORO2が登場！多機能で安全性も抜群

新たな農業の形、AIRTORO2

岐阜県に本拠を置く「株式会社AIRロボ」は、山間部の農業に特化した新型農業用薬剤散布ドローン「AIRTORO2」を発表しました。ドローンの導入は農業界でも注目されていますが、実際にはその利用がまだ限られているのが現状です。これを受けて、現場の声を反映したこのドローンが開発された背景には、農業の効率化と安全性の追求があります。

AIRTORO2の基本機能

AIRTORO2の特徴として、自耕農家や小規模農作業者にも使いやすい設計が挙げられます。液剤タンクは10L型と16L型の2種類が用意され、散布量に応じた選択が可能です。特に、軽ワゴン車に搭載できる折りたたみ構造は、複数の圃場へ素早く移動する際に便利です。これにより、時間と労力を大幅に削減でき、農業の負担を軽減します。

さらに、6枚のプロペラによる高い安全性と均一な噴霧幅を実現。また、液剤タンクの代わりに粒剤タンクを使える柔軟性も魅力的です。圃場の形状に合わせた操縦モードの選択や、防水性能の確保もされており、悪天候時でも安心して使用できます。これらの機能は、特に山間部での利用において、その真価を発揮します。

導入支援と教育

「便利だけどドローンの扱いに不安」という声を受け、AIRロボはドローンスクールを設立し、受講者に操縦技術や関連知識を提供しています。ドローンを安全に運用するための包括的なカリキュラムを用意し、参加者が安心して農業用ドローンを使えるよう支援しています。具体的には、航空法や機体の特性、航行に必要な知識をしっかり学んでもらい、安全運航を中心に据えた教育がなされています。

新価値創造展2020への出展

AIRTORO2は、生産性向上や持続可能な開発目標（SDGs）をテーマにした「新価値創造展2020」にも出展される予定です。この展示会では、合わせて320社以上の企業が新たな価値を創造する製品を披露し、農業の未来を見据えた様々な取り組みが紹介される予定です。詳細情報は、こちらのリンクからご確認ください。

AIRロボについて

株式会社AIRロボは、2016年に設立。大型の薬剤散布ドローンの開発を行い、産業用ドローンの分野でも優れた知見を持っています。地域に密着した事業を展開し、郡上市の観光名所のPRや地域課題の解決にも貢献。これからもドローン技術の進化を通じて、農業の効率化や災害対策の支援に取り組んでいきます。公式サイトはこちらです。

- 所在地: 岐阜県郡上市八幡町島谷1266番地1 INGビル303
- 代表者: 代表取締役岩井雅司
- お問い合わせ: TEL 0575-65-2700 (10:00～17:00) / e-mail: [email protected]