米粉食文化の提案
2022-05-16 10:42:53

米粉を活用した新しい食文化「田田田堂」誕生の背景とは

米粉を使った革新のブランド「田田田堂」



新たに誕生した「田田田堂(たたたどう)」は、米粉を通じて新しい食文化を創造しようとする日本のブランドです。彼らのビジョンは「世界に誇れる日本の米粉食カルチャーの形成」であり、米粉を単なる小麦粉の代替品としてではなく、「米粉だからこそおいしい料理」を提供することを目指しています。

このブランドの余韻を生むきっかけは、酒造りや米粉に優れた特性を持つ「山田錦」との出会いです。兵庫県多可郡多可町で育てられたこの有機JAS認証米が、「田田田堂」の魅力の核となっています。さらに、彼らは有機JAS認証を受けた製粉所で、丁寧に米粉を加工しています。

生産者との密接な関係



「田田田堂」は、単なる商品の提供にとどまらず、生産者との「顔の見える関係」を重視しています。これにより、消費者は製品に対してより親しみを持つことができ、「モノづくり」にとどまらず、レシピの提案や地域の工芸品の紹介、さらには生産者との交流といった「コトづくり」にも挑戦します。

彼らの目標は、生産者と消費者、そしてブランドの「三方よし」の関係を築くことを通じて、米作りの文化を持続可能なものにしていくことです。具体的には、焼き菓子のラインナップを通じて、さまざまな米粉製品の魅力を発信しています。

焼き菓子のラインナップ



現在、「田田田堂」にて提供されている焼き菓子は、乳製品や卵、小麦、白砂糖を使用していないため、アレルギーを持つ方やグルテンフリーを実践している方にとっても安心して楽しめるものばかりです。なお、現在は以下のラインナップが揃っています。

1. 山田錦サブレ:サクサクの食感が特徴で、豊かなフレーバーが楽しめる塩味のスナック。
2. 山田錦ガレット:バター不使用ながら、心地よい歯ごたえとホロリとした口どけを実現したスイーツ。
3. 山田錦ボール:軽快なホロホロ食感のひと口サイズの焼き菓子として、多彩なフレーバーが楽しめます。

これらの製品は、日常のおやつや特別な場面でも活躍することでしょう。

山田錦の魅力



「山田錦」は、今や全国でその名が知られる最高級の酒米です。その独特な特徴としては「粘りが少なく、甘みやうまみが凝縮された風味の良さ」が挙げられます。しかし、近年は日本酒離れが進む中、需要が減少している現実があります。このような背景を受けて、田田田堂は良米だけでなく規格外品を活用し、フードロス削減にも貢献しています。

加えて、環境に優しい有機認証を受けた山田錦を使用することによって、サスティナブルな未来の実現を試みています。彼らは、次の5つの視点を基に米粉の社会的循環を「田田田堂」に求めています。

1. 米粉の持つ可能性を引き出す製品開発。
2. 誰もが楽しめるおいしさを提供する。
3. 生産者との対話を重視。
4. 環境に配慮した栽培法で育てられた材料を使用。
5. フードロス削減の積極的な取り組み。

まとめ



「田田田堂」は、ただの米粉ブランドではありません。生産者との深い連携を築き、サステナブルな食文化を形成する姿勢は、これからの日本の食の在り方を変革する力を秘めています。日本の米粉が持つ可能性を最大限に引き出し、より多くの人々に新しい食体験を届けるこの取り組みが、今後どのように展開されていくのか、注目です。

会社情報

会社名
株式会社ハニーマザー
住所
兵庫県神戸市東灘区御影中町4-8-8
電話番号
078-851-8022

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