クレド・アセットマネジメント、鎌倉の商業施設業務を受託し新たな展開へ

クレド・アセットマネジメントが初の商業施設業務を受託

最近、クレド・アセットマネジメント株式会社（以下、クレド）が神奈川県鎌倉市において、株式会社フィル・カンパニー（以下、フィル）による「フィル・パーク鎌倉プロジェクト」のアセットマネジメント業務を受託しました。これにより、クレドは商業施設への進出を果たし、業務の多様化を図っています。

フィル・パーク鎌倉プロジェクトの概要

「フィル・パーク鎌倉」は、空間ソリューションサービスの一環として、駐車場や空き地、空き家といった未活性空間を活用するプロジェクトです。プランに基づき、商業テナントビルとして開発が進められています。具体的には、敷地面積523.09㎡、貸床面積344坪を予定しており、2024年12月に着工、2025年10月に竣工を見込んでいます。

クレドの担当者は、今回の業務受託を通じて、今後の成長戦略を強化する考えを示しています。商業施設に加え、ホテルや住宅など、アセットクラスの拡大を図りつつ、運用資産残高の増加を目指します。

企業としての幅広いアプローチ

クレド・アセットマネジメントは、2021年に設立された不動産アセットマネジメント会社である一方、フィル・カンパニーは「まちのスキマを創造で満たす」ことを目的として、地域の空間ソリューションを手掛けています。両社の協力により、地域社会に新たな価値を提供することが期待されています。特に、観光地として知られる鎌倉において、商業施設の開発は地域経済にも貢献するものと考えられます。

未来に向けた不動産ビジネスモデル

クレドはこれまで物流施設の開発・運用に特化してきましたが、今後はより多様な不動産開発を行う方針です。また、既存物件の取得からアセットマネジメントまで、豊富な知識と経験をもとに、幅広いニーズに対応する取り組みを行います。このような柔軟で迅速なアプローチは、今後のビジネス展開において重要な要素となるでしょう。

企業のビジョンとネットワークの強化

クレドとフィル・カンパニーが手を組むことで、地域の空間を活かしながら新しい価値を創造することが期待されます。このプロジェクトは、単なる商業施設の開発にとどまらず、地域コミュニティと連携しながら持続可能な発展を目指す一環でもあります。今後の動向にも注目が集まります。クレドは、施工から運営まで幅広い段階での関与を通し、地域社会への貢献を強調しています。このように、地域と共鳴するプロジェクトが今後増えることが期待されています。