発達障害・ギフテッド専門の通信制オンラインスクール「Re学院」が開校!
沖縄県那覇市に本社を置くリバランス株式会社が、学校法人八洲学園が運営する八洲学園大学国際高等学校との業務提携により、発達障害・ギフテッド専門の通信制オンラインスクール「Re学院」を開校しました。10月からは新入生の募集を開始しており、不登校に悩む発達障害・ギフテッドの生徒にとって新たな学びの場を提供しています。
不登校問題への深刻な現実とRe学院の設立背景
文科省の調査によると、全国の小中学生の3.2%にあたる299,048人が不登校に陥っており、その要因として「学力」や「コミュニケーション能力」の問題が挙げられています。リバランス株式会社では、これらの問題に発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)・ギフテッド(2E)の特性が影響しているとの考えから、不登校児向けの通信制オンラインスクールを設立するに至りました。
従来、不登校の生徒は内申点の不足によって進学に悪影響を及ぼすことが課題でした。Re学院は、発達特性に合わせた個別指導計画書を作成し、学習支援とソーシャルスキルトレーニングの両面からサポートすることで、生徒が安心して学び続けられる環境を提供することを目指しています。
Re学院の特徴:個別指導とオンライン学習で、生徒の潜在能力を引き出す
Re学院は、以下の特徴を備えた通信制オンラインスクールです。
1.
全国の発達障害・ギフテッドを対象としたオンライン学習:
全国どこからでもオンラインで受講可能で、土日祝日以外の平日は午前10時から開校しています。いつでもわからない問題を質問でき、生徒は自分のペースで学習を進められます。
2.
個別指導計画書に基づいた丁寧なサポート:
発達障害・ギフテッド専門塾が母体であるため、生徒一人ひとりの特性に合わせた個別指導計画書を作成し、学習内容や進捗状況を丁寧にフォローします。
3.
ソーシャルスキルトレーニング:
コミュニケーション能力の向上を支援するため、ソーシャルスキルトレーニングも実施します。グループワークやロールプレイングを通して、社会生活に必要なコミュニケーションスキルを習得できるようサポートします。
4.
中等部はフリースクール:
中等部はフリースクールとして運営され、在籍している中学校に申請することで出席扱いとなります。ただし、出席扱いとなるかどうかは中学校の判断次第です。
5.
八洲学園大学国際高等学校の生徒も支援:
八洲学園大学国際高等学校に通っている生徒もRe学院のサポートを受けることができます。発達障害・ギフテッドの生徒にとって、より充実した学習環境を提供します。
年1回の集中スクーリングで、仲間との交流と学びを深める
Re学院は、原則として定期的な通学は不要ですが、年に1回は八洲学園大学国際高等学校で開催される6泊7日の集中スクーリングに参加する必要があります。スクーリングは、入学シーズンの4月と10月を除いて年間15回開催され、面接指導(授業)・特別活動・単位修得試験等を全て行います。
スポーツ・芸術・音楽など、毎回テーマが設けられており、生徒は自分の興味関心に従って好きな時に参加できます。スクーリングを通して、仲間との交流を深めながら、新たな学びや発見を得ることができます。
Re学院は、不登校の生徒にとって新たな希望となる存在
Re学院は、発達障害・ギフテッドの不登校生徒にとって、安心できる学びの場を提供します。オンライン学習と個別指導を通して、生徒の潜在能力を引き出し、将来の夢に向かって進んでいけるようサポートしていきます。