劇団演奏舞台、小山内薫の名作戯曲『息子』を上演!
劇団演奏舞台が、新劇の父・小山内薫の代表作『息子』を2024年8月3日(土)~4日(日)に上演します。舞台は、演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA。
『息子』は、1923年(大正12年)に初演された、近代劇と歌舞伎の両方のエッセンスを持つ作品として知られています。現在でも歌舞伎で上演されるほど、時代を超えて愛され続ける名作です。
劇団演奏舞台は、舞台に生演奏のバンドを導入し、劇中の音楽・効果音を生の楽器で奏でる独特なスタイルで知られています。俳優陣との息の合ったアンサンブルが魅力で、圧倒的な臨場感で観客を魅了します。
今回の公演では、バンド「THE★演奏部隊」による生演奏と、鈴木浩二さん、森田隆義さん、浅井星太郎さんら実力派俳優陣による熱演が、江戸時代末期の雪降る番小屋を舞台に、人間の心の機微と深いドラマを鮮やかに描き出します。
# 物語の舞台は雪降る番小屋
江戸時代末期、雪が激しく降る中、江戸の入口にある粗末な番小屋で火の番をする老人が一人。そこに、面白くもない冗談を言う捕吏が現れ、去っていきます。
その後、やって来たのは、おふくろを探しに来たという若い男。老人は男の身の上話を聞きます。若い男は上方から来たと言い、老人は「俺にも一人上方へ行ってる息子があるが…」とつぶやきます。
# 劇団演奏舞台について
劇団演奏舞台は、1973年6月に、劇作家・三好十郎主宰「戯曲座」系列の「劇団炎座」に所属していた久保田猛さんを中心に結成されました。
旗揚げ公演から舞台に生演奏のバンドを導入し、演奏舞台特有の臨場感溢れるサウンドと芝居とのコラボレーションで注目を集めてきました。
2007年には浅井星太郎さんが劇団代表を引き継ぎ、2011年には稽古場だった場所を常打ち小屋「演奏舞台アトリエ・九段下GEKIBA」へと改装しました。
稽古期間から徹底的に作り込むスタイルで、外部の劇場では成し得ない臨場感の創出を目指し、演者、音楽、照明、空間、そして観客を含めた舞台全体の融合に力を入れています。
# 演奏舞台特有の臨場感、ぜひ体感してください!
バンドの生演奏と俳優陣の熱演が織りなす、息をのむような臨場感。小山内薫の名作戯曲『息子』の世界を、五感で体感できる貴重な機会です。ぜひ劇場へ足を運んでみてください。
公演概要
公演期間: 2024年8月3日(土)~2024年8月4日(日)
会場: 演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都千代田区九段北1丁目10-2)
チケット: カンフェティにて発売中(http://confetti-web.com/@/ensoubutai_kouen83)
公式ホームページ: https://www.g-ensoubutai.com/performance
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公式X: https://twitter.com/ensoubutai