北九州名物「鯖のぬか炊き」が万博に登場!
大阪・関西万博の特別な場所で、北九州市の名物料理「鯖のぬか炊き」がおにぎりとして楽しめるチャンスが到来しました。今回のイベントは、パビリオン『宴~UTAGE~』内に出店している象印マホービン株式会社の「ONIGIRI WOW!」で行われます。ここでは、北九州市の郷土料理として地元で親しまれている「鯖のぬか炊き」を、特別に具材として使用したおにぎりが提供されるのです。
鯖のぬか炊きとは?
「ぬか炊き」とは、青魚をぬか床で炊き込むことによって作られる伝統的な料理で、特に旧豊前国地域で広まっています。この料理は全国的には珍しく、独自の食文化ともいえる存在です。ぬかの風味が染み込んだ魚は、しっとりとした味わいが特徴で、多くの人々に愛されています。特に北九州市はこのぬか炊きの名産地としても知られています。
万博での「ONIGIRI WOW!」
万博会場での「ONIGIRI WOW!」は、大阪市・夢洲にて開催されており、最新の炊飯ジャー「炎舞炊き」を使用して、美味しいおにぎりを提供しています。九州・沖縄エリアの代表的なメニューの一環として、今回のイベントでは「鯖のぬか炊きおにぎり」が特別に販売されることになりました。このおにぎりは、北九州市小倉北区の「百年床 宇佐美商店」で提供される新鮮な鯖を使用しています。
老舗「百年床 宇佐美商店」
「百年床 宇佐美商店」は、100年以上続く歴史ある店舗で、北九州・小倉の旦過市場に店を構えています。先代から受け継がれたぬか床を守りながら、素材の旨味を引き出すぬか炊きやぬか漬けを提供し、地元の味を広めています。現代のライフスタイルに合わせた商品開発にも力を入れており、食文化の革新を続けています。
万博終了後は本場での味を楽しもう!
万博後には、ぜひ本場・北九州へ足を運び、「鯖のぬか炊き」を味わってみてください。小倉駅周辺には、ぬか炊きが楽しめる店舗の情報をまとめた「小倉ぬか炊きマップ」があり、美味しいお店を簡単に見つけることができます。このマップには、各店舗の特徴や歴史、ぬか炊きを楽しむための豆知識も盛り込まれています。
北九州市の味を体験できる貴重な機会ですので、万博を訪れた際には「鯖のぬか炊きおにぎり」を、そして万博後は現地での味をご賞味ください。地元の食文化に触れられる素晴らしい体験が待っています。