地域創生に向けた提携
2021-10-01 18:20:01
長野市と株式会社hide kasuga1896が地域創生を目指す協定を締結
長野市と株式会社hide kasuga1896が地域創生に向けた協定を締結
協定の目的
長野市は、株式会社hide kasuga1896との間で協定を結び、地域創生に向けて取り組みを強化します。これにより、両社が持つ人的資源や知識を活かし、新たな産業の創出と地域活力の向上を目指しています。
協力の内容
この協定に基づき、以下の項目における連携が進められます。
(1) 長野市SDGs未来都市計画の推進
(2) スマートシティNAGANO構想の実現
(3) サーキュラーエコノミーの導入に関する「Green Composite Hills by hide k 1896」を通じた取り組み
(4) 新産業の創出
(5) その他の必須事項
この協力により、地域の持続可能性や経済的な発展に寄与することが期待されています。
市長のビジョン
長野市の加藤久雄市長は、新時代への対応として「長期戦略2040」を策定しました。この戦略では、自然と経済が調和した循環型社会を目指し、新しい産業の創出に向けて活動を進めています。
デジタル技術の重要性
具体的には、デジタル技術を活用し、地域が抱える課題を解決しつつ、安全で快適な生活環境を提供するスマートシティNAGANO構想が進行中です。また、長野市は循環型社会の形成とゼロカーボンへの取り組みを進めるために、今年7月に「長野市SDGs未来宣言」を行いました。
株式会社hide kasuga1896について
株式会社hide kasuga1896の代表、春日秀之氏は、長野市での活動を通じて、サーキュラーエコノミーの社会実装に向けたプロジェクトを牽引しています。彼は、1896年に創業した家系の出身であり、環境と資源をテーマにした研究者として経験を積んできました。
「Green Composite Hills by hide k 1896」プロジェクトも進行中で、これは素材と製品の循環を実現するためのコンソーシアムです。この取り組みでは、柔らかい複合材「コンポジット・テキスタイル」を利用し、最終製品の製造と伴にトレーサビリティを確立することを目指しています。
2020年に設立されたGCH
「Green Composite Hills by hide k 1896」は、適用産業である電子機器や家具などへの応用を進めており、信州大学や三井化学とも連携を深めています。
環境の配慮
春日氏は「コンポジット・テキスタイル」を用いた商品の開発を進めており、新しい価値を生み出すことによって、街の新しい事業の中心となることを目指しています。彼の理念は、地域の文化や特性を反映した持続可能なビジネスモデルの構築です。
長野市は新たな志を持つ企業集団として、人々が集まり、さらに新たなビジネスの拠点となるような環境を整えることで、地域の活性化や経済の発展に寄与することが期待されています。地域の特性を大切にしつつ、革新的なアプローチで課題解決を図ります。
今後の展望
今後、長野市と株式会社hide kasuga1896は、より良い街づくりを進める意志を持ち、持続可能な地域社会を形成していくために協力して行動していきます。この取り組みが全国の地域創生に向けたロールモデルとなることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社hide kasuga 1896
- 住所
- 東京都港区元赤坂1-7-17 テラサワビル 2F
- 電話番号
-
03-6432-9024