LOOPLACEの「gran+KANDA」再生プロジェクト完了
東京都千代田区で展開されていた株式会社LOOPLACEによる収益物件再生計画が、新たな一歩を踏み出しました。築30年のカプセルホテルをフルリノベーションした「gran+KANDA」が、ついに売却を迎え、成功裏にその全貌が明らかになりました。このプロジェクトは、元の形を活かしつつも、全く新しい価値を生み出すことを目指したものです。
カプセルホテルからの大変身
再生された「gran+KANDA」は、単なるオフィスビルにとどまることなく、マルチテナントオフィスビルとして生まれ変わりました。特に注目すべきは、遊び心を取り入れたインテリアデザインです。神田に根付く地域文化からインスパイアされ、「HAVE FUN トリロジー」というコンセプトのもと、映画館を模したロビーや遊技室、ビリヤード場といった特徴的なスペースが展開されています。これにより、訪れる人々に非日常を提供し、クリエイティブな発想を促す環境が整っています。
特徴的な施設と充実した設備
1階のエントランスホールは、映画館のロビーを彷彿とさせる独特の雰囲気を持つ空間に仕上がっています。地下1階には最大8人まで対応可能なミーティングルームやプライベートブースが設けられ、それぞれのフロアにはデザインやサイズに応じた4つのタイプが用意されています。また、Wi-Fi環境や入館セキュリティも整っており、ビジネスシーンにもしっかりと対応しています。
LOOPLACEの新たな挑戦
このプロジェクトは、カプセルホテルからの用途変更という新しい挑戦でもありました。LOOPLACEにとっては、過去最大のテナント数を持つ再生ビルとなっています。このユニークなデザインは多くのスタートアップ企業からも高い評価を得ており、さらなる入居者の増加が期待されています。
今後もLOOPLACEは、使用されていない中小規模のビルを再生し、新たなワークプレイスを提供することを目指しています。既存の空間を生かしながら新たな使い方を探求し、人々が集まる場所を再び創造していく方針です。
さらなる展開へ
「gran+KANDA」の成功を受けて、LOOPLACEは今後も築古ビルの再生に力を入れ、独自のグランプラスシリーズを拡大していく見込みです。具体的なプロジェクト例として、各種ビジネスニーズに応じたクリエイティブオフィスの提供を行っています。
LOOPLACEの取り組みは、ビル再生における新しいモデルとして全国的に注目されており、今後の展開にも期待が寄せられています。
詳細なプロジェクト情報やビフォーアフターの映像については、公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルで公開されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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