ほくりくみらい基金、本格始動
2023-12-05 15:30:01

公益財団法人ほくりくみらい基金、地域課題解決へ本格始動!サイボウズ社との連携でDX推進も

公益財団法人ほくりくみらい基金:地域課題解決に向けた新たな一歩



2023年12月1日、石川県認定の公益財団法人ほくりくみらい基金が、一般財団法人からの移行を果たしました。これにより、地域課題の解決に向けた活動がさらに加速すると期待されています。

これまでの活動実績:市民活動の支援と活性化

一般財団法人時代には、市民活動団体への助成事業「次のステップ」助成プログラムを実施。15の個人・団体(のべ94名)が参加し、12団体が助成金を申請しました。 その他、市民活動団体からの問い合わせ対応や、視覚障害者への観光ボランティア支援、金沢レインボープライドイベントへのボランティアマッチングなど、多岐にわたる活動を展開。ボランティアやプロボノのマッチング支援においても、計135名を超えるマッチング実績を残しました。

今後の活動計画:デジタル化推進とジェンダー視点の地方創生

今後の活動計画として、市民活動団体向けの寄付集めプラットフォームの構築(来春予定)、ジェンダー視点を取り入れた地方創生プロジェクトの始動が挙げられます。地方創生プロジェクトの一環として、人口減少社会について考える「みらいワークショップ」を、中学生から社会人を対象に開催済みです。

注目すべき企業連携:サイボウズ株式会社との協業

ほくりくみらい基金は、企業との連携によるDX推進にも力を入れています。その第一号として、サイボウズ株式会社との協業が実現。同社からの寄付金受領に加え、県内で活動する支援先団体へのIT活用支援による基盤強化を共同で推進します。具体的には、SDGsの視点に立ったDX化研修プログラムを、非営利活動団体や企業などに提供していく予定です。

サイボウズ株式会社からは、「ほくりくみらい基金のような、県域で市民グループを支援する団体と関係を持てたことをうれしく思います。志を同じくする支援者が、場所や時間の制約を超えてチームとして活動するには、ITの活用が不可欠です。」とのコメントが寄せられています。IT活用における費用面だけでなく、ノウハウの普及や、直接会わずとも取り組みを進めるノウハウの浸透が課題であり、今回の連携を通して、石川県における社会課題解決に取り組む団体を支援する仕組みづくりに期待を寄せています。

公益財団法人ほくりくみらい基金の概要

名称:公益財団法人ほくりくみらい基金
代表理事:永井 三岐子
設立日:2023年4月3日
公益認定日:2023年12月1日
所在地:石川県金沢市兼六元町15番28号
事業内容:地域課題解決に向けた活動を行う団体への助成金支給、プロボノやボランティア活性化の仕組みづくりなど
オフィシャルWebサイト:https://hokuriku-mf.jp/

まとめ

公益財団法人となったほくりくみらい基金は、これまで培ってきた経験と、サイボウズ株式会社との連携を活かし、石川県の地域課題解決に大きく貢献していくことが期待されます。市民活動の活性化、デジタル化推進、ジェンダー視点を取り入れた地方創生など、今後の活動から目が離せません。

会社情報

会社名
公益財団法人ほくりくみらい基金
住所
石川県金沢市兼六元町15-28
電話番号

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