高槻市で行われている歴史リアル謎解きゲーム「謎の城」では、参加者は豊臣秀吉の素顔を探る旅に出ます。このユニークなイベントは、単なる観光地巡りだけでなく、歴史をテーマにした謎解きを通じて、参加者が自ら学びながら楽しむことができるように設計されています。2023年5月6日まで開催中のこのプログラムは、もはや地域の名物イベントとも言える存在になっています。
このイベントは2017年からスタートし、毎年のように多くの人々が参加しています。今年のテーマは、「羽柴秀吉~猿と呼ばれた天下人~」。歴史的な重要人物である豊臣秀吉は、天下統一を目指した武将として知られていますが、実際には多面的な性格を持った人間でもありました。その一面を、ゲームを通して探求することができます。
参加者は、まず高槻市観光協会や観光案内所で「謎解きキット」を受け取ります。このキットには、ゲームを進めるための謎やチェックポイント、そして市内を巡るための地図が含まれています。例えば、秀吉が歴史的な軍勢を整えたとされる名所「天神の馬場」を訪れることで、当時の状況を肌で感じることができます。
イベントは日本の歴史にあまり詳しくない人にも配慮されており、各謎には分かりやすいヒントが示されています。これにより、初めての方でも安心して参加できる設計がなされています。すでに約40日が経過し、170名以上がこの挑戦にエントリーしており、「秀吉の意外な素顔を知ることができた」「市街地を楽しく散策できた」との好評が続出しています。
この素晴らしいイベントは、単に歴史を学ぶだけでなく、参加者同士のコミュニケーションの場ともなっています。また、地域の魅力を再発見する機会としても、この謎解きゲームは親しまれています。
開催は2023年5月6日まで。参加費は1500円で、事前にイープラスでチケットを購入する必要があります。受付は高槻市観光協会または観光案内所で行われています。主催は「オープンたかつき運営会議」であり、地域全体を盛り上げることを目的とした取り組みの一環です。
このゲームに参加して、あなたも歴史の中に飛び込み、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか?