アジア最大のサステナブルシーフードイベントに古野電気が登壇
2025年10月、アジア最大のシーフードイベント「サステナブルシーフード・サミット2025 in 大阪」がグランキューブ大阪で開催される。このイベントは、サステナブルな水産業を実現することを目指し、国内外の水産関連の専門家や企業が集結する。古野電気株式会社もこの重要なイベントに参加し、さまざまな知見をシェアすることになる。
イベントの目的と内容
このサミットでは、環境の持続可能性や社会的責任がテーマにされており、参加者は水産資源の管理やブルーファイナンス、水産政策など多岐にわたる分野について意見を交わす。特に、海洋におけるフードシステムの持続性や生物多様性の保護が重点的に議論される。多くの組織が一堂に会することで、新たなアイデアやビジョンが生まれることが期待される。
古野電気の役割
古野電気は、2025年10月1日(水)のパネルセッションに登壇し、「小規模漁業の未来を描く-DXとサステナブル金融の力」というテーマで議論を展開する。このセッションには、フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング代表など、さまざまな業界のリーダーが集まり、小規模漁業の重要性について深く掘り下げる。特に、東・東南アジアにおいてこの分野が持つ食料安全保障の役割や地域経済における影響を探ることが目的だ。
デジタルトランスフォーメーションと資金調達の重要性
小規模漁業は、食料供給の面で重要な役割を果たしながらも、その脆弱性が問題視されている。古野電気のパネリストは、デジタルトランスフォーメーション(DX)とサステナブルファイナンスが、この課題をどう解決するかという道筋を議論する。そこでは、小規模漁業がコミュニティの中でどのように活性化していくか、その多様性をどう高めるかが焦点となる。
企業の社会的責任
古野電気は「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」をビジョンとして掲げており、サステナブルシーフード・サミットを通じて得られる知見を生かし、今後も持続可能な水産業の実現に向けて貢献していく方針だ。このような取り組みは、企業の存在意義を再認識させると同時に、未来に向けた新たなチャンスをもたらすだろう。
イベントの詳細
- - 名称: サステナブルシーフード・サミット2025 in 大阪(TSSS2025)
- - 会期: 2025年10月1日(水)〜2日(木)
- - 会場: グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)12階 特別会議場
- - 主催: 株式会社シーフードレガシー、日経ESG
公式ウェブサイトはこちら
古野電気は、1948年に世界初の魚群探知機を実用化以来、舶用電子機器の分野でのエキスパートとして、市場での地位を確立してきた。今後も、持続可能な未来を見据えた技術とサービスを提供し続けることを目指している。