新たな医療用大麻供給
2023-10-30 12:45:04
アストラサナとカントラージュが医療用大麻で新たなパートナーシップを発表
スイスでの医療用大麻供給合意
アストラサナとカントラージュのコラボレーション
2023年10月、アストラサナとカントラージュがスイスにおいて医療用大麻の供給に関する重要な合意を結びました。このパートナーシップにより、カントラージュはスイス市場で4種類の高品質医療用大麻花穂を供給することになります。これにより、スイス国内の患者はカナダから輸入された認可された大麻花穂を利用できるようになります。
アストラサナの代表取締役イブ・アントニアッツィ氏は、この協力を通じてスイスの医療用大麻市場における重要な第一歩であると強調しています。特に、高品質なテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む製品が患者のニーズに応えるとしています。
新たな市場シェアの拡大
カントラージュのセバスチャン・ブローテ氏も、この合意に喜びを表し、会社の成長に寄与することを期待しています。また、彼はドイツ市場における高い需要を例に挙げ、両社での協力を通じて新たな価値を創出すると述べています。
スイスでは、2022年8月から医療用大麻が合法化されており、ますます多くの土壌が整っています。この新たなパートナーシップは、医療用大麻供給の質を向上させるための重要な要素であり、アストラサナはカントラージュと共にさらなるビジネスチャンスを追求していく考えです。
医療用大麻の安全な処方
新しく流通する医療用大麻花穂は、チューリッヒ州バッサースドルフにあるローゼンガルテン・アポテーケ薬局を通じてのみ処方され、医療用大麻の加工・調剤に注力しています。これにより、医療用大麻の安全な利用が保証されることになります。
日本における今後の動向
なお、日本政府も2023年10月に医療用として大麻草からの抽出物を認可する法案を閣議決定しました。施行後は大麻由来の成分が痛み止めなどの治療に使えるようになります。これが国内の医療現場にどのような影響を与えるかも大いに注目されるところです。
アストラサナとカントラージュについて
アストラサナは、スイスとチェコで医療用大麻の製造及び販売に従事する先駆的な企業であり、品質や持続可能性に重きを置いています。一方、カントラージュはドイツを拠点とし、医療用大麻市場における高品質の製品提供に注力しています。両社のパートナーシップは、スイス市場だけでなく、さらなる欧州市場への進出も見据えた重要なステップです。
この医療用大麻供給の合意は、患者へのより良いサービスを提供するための道筋を開くものであり、スイスの医療現場における新たな局面を迎えることを意味しています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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アストラサナ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区富ヶ谷1-14-14スタンフォードアネックスビル3階
- 電話番号
-
050-3562-5911