AdColony Japanとfluctの提携により、広告配信ネットワークが大幅に拡大

グローバル動画広告の新たな展開

AdColony Japanは、2023年8月16日より、株式会社fluctとの連携を開始しました。この提携により、AdColonyのアプリ内動画広告ネットワークは大幅に拡充され、広告主やパブリッシャーに対して新たな機会を提供することが可能になります。

AdColonyの背景

AdColonyは、米国ロサンゼルスに本社を置くグローバルモバイル広告プラットフォームです。このプラットフォームは、25,000を超えるパブリッシャーネットワークを通じて月間15億人以上のユニークユーザーにリーチすることができます。これにより、AdColonyの提供する広告は、様々なブランドやゲームアプリに対して効果的なモバイルマーケティング施策を提供しています。特にその強みであるInstant-Play™️技術により、高画質の動画広告を瞬時に表示することが可能です。

fluctの役割と特長

一方、fluctは2008年に設立され、日本最大のSSP（Supply Side Platform）として知られています。fluctのプラットフォームは、日本で初めて開発されたSSPとして、16,000以上のメディアやアプリに最適な広告配信を行っています。高度なアルゴリズムを利用したフロアプライス設定や配信比率調整などを行うことで、収益化を図っているのが特徴的です。

また、fluctはネイティブ広告や動画広告にも力を入れており、リアルタイム入札（RTB）を通じて取引先を拡大しています。こうした活動は、メディアやアプリにとって新しい収益源として期待されています。

提携の影響

AdColonyとfluctの提携によって、双方の技術とリソースが融合し、広告のパフォーマンスが向上することが見込まれています。AdColonyのプラットフォームを利用する広告主は、fluctが提供する高精度な配信機能を利用することで、より効果的な広告キャンペーンを展開できるようになるでしょう。また、fluctのネットワークも拡大し、より多くのメディアやアプリに広告を届けることが可能になります。

今後の展開としては、AdColonyは日本国内での広告配信をさらに拡大し、効果的な広告施策を提供することを目指しています。連携によって実現される新たな広告体験は、広告主にとっても、ユーザーにとっても満足度の高いものとなることでしょう。これにより、両社は広告市場においてさらなる成長を遂げていくことが期待されます。