雲仙・神代小路にオープンした宿「TOKITOKI」体験レポート

小さな時を見つける旅を。「TOKITOKI」

2021年5月15日、長崎県の雲仙市に新しい宿泊施設「TOKITOKI」がオープンしました。この施設は、国の重要伝統的建造物群保存地区に位置する神代小路の、築190年の古民家「旧伊藤邸」を改修した一棟貸しの宿です。

TOKITOKIの魅力とコンセプト

「TOKITOKI」のコンセプトは、普段の生活では見逃しがちな“小さな時”を見つけられる場所です。
お客様には、日常の喧騒から解放され、小鳥のさえずりや川のせせらぎを感じながら過ごす時間を提供することを目指しています。家族や友達と共に、ゆったりとしたひと時を楽しめる空間です。

環境としては、近隣の商店街と連携し、これまで観光客が少なかった神代小路の魅力を発見できる滞在モデルとなることを意図しています。また、朝食は地元の老舗旅館「松栄旅館」によって用意され、女将が新鮮な地元食材を使った料理をお部屋まで届けてくれます。

地域との交流を楽しむ宿

「TOKITOKI」は地域との交流を楽しむ拠点としての役割も果たします。チェックインは、神代駅の近くにある「まえだ衣料店」で行うため、到着直後から地域の雰囲気を感じることができます。宿の立地上、訪れる人々が地元の人々と触れ合いやすい環境が整っています。

同時に、宿の周辺には商店街もあり、観光客が地域の生活を体験しやすい仕組みがあります。スムーズな行き来ができるため、観光の新たな楽しみ方が見つかることでしょう。

料理と施設の設備

宿泊施設の魅力は、地元の新鮮な食材を使った豪華な朝食だけではありません。
夕食の仕度ができるキッチンも完備されています。調理器具が一通り揃っているため、ご自身で料理を楽しむことも可能です。町の店で新鮮な食材を買い、心行くまで料理をすることができます。
また、宿泊者は、美しい庭を眺めながら、季節の移り変わりを感じることができるのも大きな魅力です。春には緋寒桜や梅の花が咲き誇り、館内の雰囲気を華やかに彩ります。

開業記念特別試泊プラン

オープンを記念して、2021年4月21日から5月5日まで、宿泊料金が通常価格より30%オフとなる特別試泊プランが提供されています。この機会にぜひ、「TOKITOKI」での新しい体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設情報

「TOKITOKI」は、長崎県雲仙市国見町神代丙132番地1に位置し、交通の便も良好です。長崎市内からは電車や車でアクセスしやすく、自然に囲まれた落ち着いた環境が整っています。1棟貸しで、定員は6名。心地よい滞在を提供するために、さまざまな工夫がなされています。

最後に、「TOKITOKI」の開業で新たに地域の交流が生まれ、地元経済の活性化へとつながることが期待されます。滞在を通じて、皆さんも小さな時を見つけてみませんか？