フーバーブレイン、IT人材育成の新たな拡大へ
サイバーセキュリティのリーディングカンパニーである株式会社フーバーブレイン(本社:東京都千代田区)は、創業2期目にして8,500人以上の入社希望者を集めた株式会社ARPEGGIO(本社:東京都目黒区)と、黒字経営を実現するイチアール株式会社(本社:東京都渋谷区)の2社を子会社化したことを発表しました。これにより、フーバーブレインはさらなる成長を目指してIT人材市場における新たなビジネス展開を図ります。
ARPEGGIOの強み
ARPEGGIOは、未経験者をたった3か月間の特訓で戦力となるIT人材へと育成する独自メソッドを持っています。その中には、ITスキルの習得だけでなく、コミュニケーション能力、論理的思考、仮説思考など、ビジネスに必要な多面的なスキルが含まれています。このプログラムを終えた参加者は、有給社員として働き出し、IT業界での新たなキャリアを築くことができるのです。ARPEGGIOの高い採用能力は、創業からわずか2年で黒字化を達成する要因となっています。
イチアールの事業モデル
イチアールもまた、IT人材を他企業にアウトソーシングするビジネスを手掛けています。独自のビジネスパートナーシップネットワークを利用し、案件情報の豊富さから高い稼働率を維持。事業を通じて得られたノウハウを生かし、特に2020年の創業以来、毎年黒字を達成し続けています。今後は、ITフリーランス事業の強化にも取り組む方針です。
フーバーブレインの成長戦略
フーバーブレインは、IT人材不足の問題に直面している現状を踏まえ、グループの成長を加速させるため「エンジニア集団の構築」を戦略の中心に据えています。優秀なIT人材を持つ企業をグループに迎え入れることで、相互の強みを生かし合い、強固な企業群を形成します。
これまでに、インフラ系IT人材を直接提供するGHインテグレーション株式会社を子会社化し、2024年にはARPEGGIOに似た教育プログラムを持つ株式会社CONVICTIONも傘下に入れました。このように、採用、教育、営業、運営の各ステージで強固な基盤を持つ企業を揃え、各社の相互シナジーを高めることで、当グループ全体の成長が見込まれています。
未来に向けた取り組み
デジタル社会の変革が進む中、フーバーブレインはさらなる成長と市場のニーズに応じた対応を重視しています。新しい仲間として集まるIT人材を迎え入れることで、セキュアなプラットフォームの構築及び生産性向上を支援しいく所存です。
今後のフーバーブレインの進展に目が離せません。新たなIT人材がどのように業界に貢献していくのか、その成果が楽しみです。