採用活動に関する調査結果と新たな戦略を探るカンファレンス開催

採用活動の実態と課題を掘り下げる

株式会社Bizibl Technologiesは、採用活動の実態に関する調査を実施し、1,002人の人事や採用担当者からの回答を基にさまざまな課題を明らかにしました。この調査は、特に従業員数が50名以上の企業を対象としており、現在の採用活動における実情や問題点が浮き彫りになりました。

課題の概要

調査結果によると、企業が直面する最大の課題は「求職者の確保」と「応募者の質の低さ」であり、それぞれ50.6%と47.0%の回答がありました。また、3人に1人が内定辞退に悩んでおり、採用後の定着に向けた取り組みが非常に重要であることが示されています。約7割の企業が専任担当者を置いているものの、3割は兼任体制で業務が過負荷に陥っているのが実態です。

デジタル化の進展

採用活動のデジタル化は急速に進んでおり、オンライン説明会の導入率は7割を超えています。今後の採用活動においては、「動画や漫画コンテンツの活用」や「スカウトの自動化」といった新たな施策への期待が高まっています。

課題への対策

調査結果が示すように、企業は「人を集める採用」から「選ばれる採用体験」へ転換する必要があります。具体的には、候補者体験の改善や内定辞退の抑止、採用後の定着を含めた一貫した採用戦略が求められています。しかし、多くの担当者は何から手を付けるべきか分からず、情報やノウハウを求めています。

オンラインカンファレンスの開催

このような課題を背景に、Biziblはオンラインカンファレンスを開催することになりました。イベント名は『採用ウェビナーサミット 2025 秋』で、外部リソースの活用や候補者体験の改善など、9名の採用支援プロフェッショナルが登壇します。開催日は2025年10月21日（火）で、翌日からは録画配信も予定されています。