プライムプラネットエナジーが理系学生支援を開始
プライムプラネットエナジー&ソリューションズが、2025年度の『グリーンバッテリー奨学金』の募集を発表しました。この奨学金制度は理系の大学3年生と大学院1年生を対象に、学業に専念するためのサポートを行い、未来の蓄電池産業を支える優秀な人材を育成することを目的としています。
奨学金制度について
この制度は、年間60万円の奨学金を20名の学生に提供するもので、奨学生には当社の従業員との交流の機会や、工場見学などのプログラムも用意されています。この体験を通じて、蓄電池業界やものづくりの魅力を学びながら、将来のキャリア形成に役立てることができます。
昨年度の募集では約70名の学生からの応募があり、そのうち23名が奨学生として選ばれました。今回の制度は今年度で2年目となり、より多くの学生にこの機会を提供し、理系分野での人材を確保していく方針です。
持続可能な社会への取り組み
プライムプラネットエナジーは「かけがえのない地球クリーンで豊かな社会を未来へ。」というビジョンを掲げています。この実現には多様な専門性を持つ人材が不可欠であり、『グリーンバッテリー奨学金』を通じて、未来のリーダーを輩出することを強く支持しています。
特に、蓄電池は日本が目指すカーボンニュートラルの重要な技術とされており、2030年までに約3万人の人材育成を目指しています。このため、化学や機械、電気電子、情報など、各分野での専門性が求められており、産学連携を通じて人材育成が進められています。
2025年度奨学金の詳細
- - 応募資格: 2026年4月時点で大学3年生または大学院1年生見込みの理系学生、日本在住者に限る。
- - 募集人数: 20名(予定)
- - 給付額: 年間60万円(返済義務なし)、最長2年間提供予定。
- - 応募期間: 2025年9月19日~2025年11月30日。
- - 選考方法: 専用サイトからの応募(詳細は公式サイトを参照)。
プライムプラネットエナジーは、蓄電池技術に関するさまざまな活動にも積極的に参加しており、一般社団法人電池サプライチェーン協議会を通じて、関西地域の人材育成コンソーシアムや、早稲田大学との連携講座も展開しています。
このような取り組みを通じて、プライムプラネットエナジーは日本のエネルギー産業を支える次世代のプロフェッショナルを育成し、持続可能な社会の構築へ寄与していくことを目指しています。