物流改革の新星「ぱんどら」が資金調達を成功させ拡大を目指す
EC事業者向けに物流マッチングサービスを提供する「ぱんどら」が、第三者割当増資による資金調達を実施しました。この資金を活用し、さらなる成長を目指すことになります。ぱんどらは、EC事業者の無駄を省く“超伴走型”物流マッチングサービスを展開しており、3PL(サードパーティロジスティクス)事業者と連携し、スムーズなビジネス拡大を支援しています。
ぱんどらの背景と環境
近年、EC市場は急速な成長を遂げていますが、それに伴い宅配便の取扱件数も増加し、さらに配達方法や物販の種類が多様化しています。このような環境の変化により、物流業界、特に3PL事業者は厳しい状況に直面しています。特に2024年問題やガソリン代の高騰、利益率の低下などが顕在化しており、継続的な企業運営のハードルが高くなっています。
しかし、こうした課題に対するEC事業者の意識は依然として低いです。ぱんどらは、3PL事業者が効率的に業務を行える仕組みを築き上げ、取引の透明性を提供することで、顧客やパートナーに利益をもたらすプラットフォーマーを目指しています。
資金調達の目的
今回の資金調達により、主に次の3つの目的を達成します。
1.
組織体制の強化 - D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)と物流の知見を持つコア人材を確保し、組織を強化します。
2.
加盟企業の拡大 - 営業活動やマーケティングに資金を充当し、より多くの加盟企業を増やしていきます。
3.
「PANDORA LOGI」の機能拡充 - EC事業者や物流倉庫向けに、新たな機能を追加し利便性を高めていきます。
具体的には、全国の物流倉庫から即時に自動見積もりが出る機能の実装や、請求書発行業務を効率化するためのAPIの導入を進めます。
投資家の反応
今回の資金調達には、多くの投資家からの支持が寄せられました。リードインベスターの塚本郵便逓送株式会社をはじめ、大阪デリバリー株式会社、角川流通倉庫株式会社など、新規の投資家も参加しており、彼らはぱんどらのビジョンに共感を持っています。
塚本雅彦氏は「ぱんどらのビジネスモデルにワクワクしている」とし、物流業界の課題を理解しつつ、事業拡大に向けた取り組みに期待を寄せています。大阪デリバリー株式会社の木田晴孝氏も、「パンデミックによる影響や2024年問題に直面する中で、ぱんどらのソリューションが重要である」と語っています。
ぱんどらの未来展望
今後、ぱんどらはプラットフォーマーとして成長し、案件紹介だけでなく、汎用システムの提供や資材の供給、業務改善のコンサルティングを行うことで、より多くの企業を支援していく予定です。これにより、業界全体を改革し、EC事業者も物流事業者も利益を得られる持続可能なシステムを構築していきます。
お問い合わせ
ぱんどらに関する詳細やサービスへの問い合わせは、公式ウェブサイトでご確認ください。今後の情報提供やサービス拡充にぜひご期待ください。
会社名:ぱんどら株式会社
代表者:香西 優
本社:東京都港区六本木一丁目4番5号アークヒルズサウスタワー16F
URL :
ぱんどら
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