日本ヘアカラー協会が新たな人材育成プロジェクトを始動！

日本ヘアカラー協会、新プロジェクト「ライジングスター」始動

NPO法人日本ヘアカラー協会（JHCA）は、全国の若手ヘアカラリストのための成長を促進する新たな取り組み「ライジングスター」プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、美容業界における新たな才能を見つけ育成することを目的としています。代表の佐藤正紀氏は、「すべての世代が生み出す最高のヘアカラーを探求し、次の時代を照らす作品を生み出すお手伝いをします」とメッセージを寄せています。

プロジェクト概要

「ライジングスター」プロジェクトは、全国15ブロックから選ばれた18名の若手ヘアカラリストを認定し、彼らの技術向上と業界への発信力をサポートします。選出されたライジングスターたちは、ハイトーンカラーやハイライト、白髪ぼかしなど、各自の得意な分野でスキルを発揮し、日本のヘアカラー文化の進化を促進することを目指しています。

プロジェクトの特徴

1. 技術の継承と革新

従来のヘアカラー技術を尊重しつつ、新たなアプローチを導入します。これによりダメージを低減した施術や、より自然なカラーを追求します。

2. 多様な専門性

ハイトーン、ハイライト、白髪ぼかし、大人向けカラーなど、多彩な技術に特化した若手の育成が行われます。

3. 地域特性の活用

全国各地の美容文化の特色を反映させ、各地域に応じた技術開発が進められます。

4. デジタル発信力の強化

Instagramやオンラインセミナーを利用し、全国の美容師に対して技術を広めていく計画が立てられています。

活動内容

主な活動の一環として、ライジングスターたちが直接技術を披露するインスタライブセミナーが予定されており、これにより視聴者は直接学び取ることができます。

例えば、長野ブロックの原愛鈴さんは、高発色のピンクカラーを専門とし、10月6日には「攻めるナチュラル」をテーマにしたライブセミナーを行います。また、中部ブロックの藤田和樹さんは、10月9日に「似合うを超える提案」のセミナーを実施予定です。

このように、地域ごとに異なる得意技術を活かしたセミナーを通じて、技術の継承が図られます。そのため、全部で数回にわたるセミナーやデモンストレーションが開催される予定です。

JHCAについて

1996年に設立された日本ヘアカラー協会（JHCA）は、業界の発展と技術革新を目指します。公式サイトやInstagramでは、最新の情報や技術が発信されており、業界メンバーの交流の場ともなっています。関心のある方はぜひチェックしてみてください。

このような新たな取り組みを通じて、未来の美容業界で活躍するライジングスターたちの姿を期待し、その成長を見守りたいものです。