広域連携で進めるプレジャーボートの放置艇対策の新たな取り組み

プレジャーボートの放置艇対策に関する広域連携会議



国土交通省と水産庁は、プレジャーボートの放置艇に対策を講じるため、広域連携の重要性を強調しています。特に、放置艇が対策が緩い地域に移動するケースが多く、管轄を跨いだ連携が必要とされているためです。これに基づき、令和6年3月にとりまとめられた「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」では、各水域の管理者による協力を強化することがアナウンスされました。

広域連携会議の概要



このたび、岡山県、広島県、香川県、愛媛県の4県が集まって広域連携会議を開くこととなりました。これは放置艇対策のモデルケースと位置付けられています。会議の詳細は以下の通りです:

  • - 日時: 令和7年1月24日(金)14:00~16:00
  • - 場所: 中国地方整備局港湾空港部会議室(広島市中区)
  • - 議題: 放置艇対策の進捗状況、広域連携方策の考え方、今後の予定
  • - 出席者: 各県の担当者や関連局の役員が参加予定

取り組みの背景



放置艇は港湾などの水域に適切に管理されず放置されてしまうことが問題視されています。このため、地域ごとの厳しい管理体制が求められていますが、現実には対策が緩い地域へと放置艇が移動してしまうため、単一の管理区域だけでは効果的な対策が難しい状況です。今回の会議は、この課題解決に向けての第一歩と位置付けられています。

参加方法と報道関係者へのお知らせ



連携会議は非公開で行われますが、会議の冒頭部分は報道関係者向けに撮影が許可される予定です。会議後には事務局によるブリーフィングも予定されています。報道関係者は参加希望者として事前に登録が必要です。詳細については国土交通省の案内を参照してください。

このように、放置艇対策は地域の枠を越えた協力が不可欠な取り組みです。今後の進展に期待が寄せられています。

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