野村アセットマネジメントが新たにETFを設定
野村アセットマネジメント株式会社は、「ユーロ・ストックス50® 指数」と「DAX®(ドイツ株価指数)」を対象とする新しいETF(上場投信)の設定を発表しました。これにより、投資家はユーロ圏とドイツを代表する企業の株式にアクセスしやすくなります。
ユーロ・ストックス50® 指数の特徴
「ユーロ・ストックス50® 指数」は、ユーロ圏の主要な50銘柄で構成されており、各業種の代表企業をうまく組み入れています。流動性が高く、市場の動向を反映しやすい特徴があり、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。特に国内で円建てに換算された指標は、三菱UFJ銀行によるTTM(対顧客直物電信売買相場の仲値)を使用しており、日本の投資家にとってさらに分かりやすくなっています。
DAX®(ドイツ株価指数)の特徴
一方、「DAX®(ドイツ株価指数)」はドイツでの取引の中心地であるフランクフルト証券取引所に上場する、優良な40銘柄から構成されています。この指数もTTM方式で円建てに換算され、ユーロ圏の強い企業群に分散投資するチャンスを提供しています。
両指標に連動した本ETFは、次世代のファンドを展開する「NEXT FUNDS」シリーズの一部となります。このETFが市場に上場することで、全74本に達し、野村アセットマネジメントの運用ブランドとしての幅広さが強調されます。
上場に関する詳細
新しいETFは、本日、東京証券取引所からの上場承認を受け、上場は2023年12月17日を予定しています。その日から全国の証券会社を介して取引が可能となり、初期の投資金額は約2,000円とされています。
具体的な信託報酬率は年率0.198%(税抜年0.18%)であり、これは両ETFに共通する設定となっています。投資家は低コストで両指標にアクセスできる次世代の選択肢を手に入れることができます。
投資信託の留意点
ただし、投資にはリスクが伴います。ETFは市場の値動きによる影響を受け、価格が変動する可能性があります。また、為替相場の変動も影響を及ぼすため、慎重な投資判断が求められます。すべての投資について、元本保証はないことを十分に認識する必要があります。
まとめ
野村アセットマネジメントは、投資家にとって魅力的な選択肢を増やす新たなETFの設定を通じて、国内市場での活動を継続しています。詳細については、同社の公式ウェブサイトを通じて情報が提供されています。今後の投資活動に向け、新しい選択肢として注目される本ETFの動向を見逃さないようにしましょう。