医療現場を変えるMediOS アナムネ/問診票
コントレア株式会社が提供する『MediOS』プラットフォームは、医療者と患者を繋ぎ、診療の効率性を向上させることを目指しています。このたび、同社は周術期の患者情報をデジタルで収集・管理する新しいサービス、
MediOS アナムネ/問診票をリリースしました。
周術期の重要性
周術期とは、手術が決定されてから、入院、手術、術後の回復を経て社会復帰する一連のプロセスのことです。この期間は患者の生活の質に直結するため、医療現場において非常に重要とされています。患者の情報を的確に収集し、安全な手術や適正な術後ケアを実施することが求められます。
既存の課題
従来のアナムネ・問診では口頭や紙の問診票が主流でした。しかし、この方法には多くの課題が存在します。例えば、必要な情報が漏れたり、手作業での情報転記が発生したり、患者が同じ内容に何度も回答しなければならないなどの面倒があるのです。これにより、手術の延期や病床の利用効率が低下することが懸念されていました。
MediOS アナムネ/問診票のメリット
効率的な情報管理
コントレアが新たに提供する『MediOS アナムネ/問診票』は、これらの課題を解決するために開発されました。主な特徴として、以下が挙げられます。
- - 自動スコアリング機能: 収集した情報をもとに重要なデータを即座に特定でき、麻酔や手術の判断材料として役立ちます。
- - 電子カルテへの転記機能: 二次元バーコードを使って、ネット接続なしに電子カルテへ情報を転送可能。これにより、病院のシステムが他のWebサービスと連携されていなくても、円滑な情報管理が実現します。
患者の負担軽減
患者にとってもメリットがあります。シンプルな1問形式の問いかけにより、直感的に回答ができるほか、過去の回答データを利用することで同じ問いへの再回答の負担が軽減されます。
利用シーン
コントレアは、MediOS アナムネ/問診票に加え、
MediOS 説明支援や
MediOS 電子同意書を通じて周術期の全体フローをサポートします。これにより、問診からインフォームドコンセント、同意書の取得までがスムーズに行えます。
導入による期待効果
本サービスの導入によって期待される効果としては、
- - 病床の回転率向上: 問診時の情報漏れを防ぎ、手術の延期を減らすことで病床の有効利用が可能になります。
- - 人件費削減: 電子カルテへのデータ転記が簡素化されるため、スタッフの手作業が減り、経済的効果がもたらされます。
- - 患者満足度の向上: 自宅や待合室での回答が可能になり、ストレスのないスムーズな診療体験が提供されます。
お問い合わせ
MediOS アナムネやその他のサービスにご興味のある医療機関の方は、
こちらからお問い合わせください。担当者が数日以内にご連絡し、詳細な情報をお伝えします。
会社のご紹介
Contrea株式会社は、2020年に設立され、病院やクリニック向けにMediOSの企画・開発・運営を行っています。患者の治療体験が向上するよう、今後もサービスの充実を図っていきます。