サントリーが首位獲得
2026-03-19 10:52:46

サントリーが2026年ブランド・ジャパン総合力ランキングで初の首位獲得

日本のブランド評価動向において、重要な役割を果たす「ブランド・ジャパン2026」の結果が発表されました。この調査は、日経BPコンサルティングが実施し、一般生活者とビジネスパーソンの双方から集めた5万8000件のデータを基にしており、今年で26回目となります。特に注目を浴びたのは、サントリーが総合力ランキングで初となる首位を獲得したことです。これにより、同社は前回の25位から大幅な躍進を果たしました。

サントリーの評価が急上昇した背景には、イノベーション(革新性)と利便性における高いスコアが関連しています。特に、コンビニエントランキングでは、驚くべきことに第7位にランクインしており、前回の91位から大幅に改善されました。また、イノベーティブランキングでも第20位に位置づけられており、こちらも82位からの上昇です。フレンドリーランキングにおいても、サントリーは前年の21位から1位にまで昇格しました。

2025年に開催される大阪・関西万博でのサントリーの取り組みも、ブランド評価に寄与しています。ダイキン工業との共同出展による水上スペクタクルショーは、企業メッセージ「水と生きる SUNTORY」を見事に体現しており、エンターテインメントとしても高い評価を得ています。さらに、ビール市場への新たな食い込みとして、「ザ・プレミアム・モルツ」のCMシリーズが特に多様な消費者層から支持され、サントリー生ビールの販売強化が家庭での飲酒需要に応える形となりました。

また、サントリーは環境への配慮にも積極的です。グリーン水素製造設備の導入計画を発表するなど、脱炭素を目指した取り組みも評価されており、技術革新と環境への配慮が同時に実現されています。このような全方位的なアプローチが、サントリーを多くの消費者にとって最も親しみのあるブランドとする要因となりました。

ブランド・ジャパン2026の調査では、他にも注目すべき事例がいくつかありました。YouTubeが第2位にランクインし、AI技術やショッピング機能の統合による革新性が高い評価を得ています。ダイソーは第3位で、生活防衛意識に寄り添った施策が評価されました。また、パナソニックと無印良品がそれぞれ第4位、第5位と続き、特にパナソニックは家庭の利便性向上に寄与した家電の革新がポイントとなっています。

さらに、チキンラーメンとロピアも評価が上昇し、特にチキンラーメンは新たな商品展開が消費者から高い評価を受けました。ロピアは高品質な食材を提供し、独自の売り場づくりが評価されています。また、調査ではサステナブル活動に対する評価も得られており、サントリーが「取り組み認知」の項目で最も高い評価を得る一方で、ユニクロやトヨタ自動車も各々特定の評価項目でトップを獲得しました。

ビジネスパーソン編では、トヨタ自動車が首位を維持し、ソニーやソフトバンクが続くなど、ブランド評価に変化は乏しい様子です。日々の生活における消費者の意識が反映されているこの調査結果は、生活者にとっての利便性、企業の環境への取り組み、そして新しい価値提案の重要性を示しています。これからのブランド構築には、消費者が求める新たな要素が益々重要になることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号

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