ロードスターキャピタルが推進するサステナビリティ活動とは
ロードスターキャピタル株式会社(東京都中央区)は、今年度のサステナビリティ推進活動を振り返り、その取り組みの内容を公表しました。「不動産とテクノロジーの融合が未来のマーケットを切り開く」というミッションのもと、企業価値の向上と社会の持続可能な発展を目指しています。
サステナビリティ推進委員会の設立
同社はサステナビリティ推進委員会を設置し、今年度はさまざまな施策に取り組んでいます。本記事では特に注目すべき活動を紹介します。
1. 障がい者支援へIT機器の寄付
2024年2月から、ロードスターキャピタルは廃棄予定のIT機器や周辺機器を障がい者支援団体へ寄付しました。これにより、寄付された機器は分解・再利用され、希少金属などの資源が回収されます。実際に得られた収益は障がい者の自立支援に寄与されています。
2. CASBEE不動産のSランク取得
同社の子会社、ロードスターインベストメンツ株式会社が管理する『プライム末広町ビル』が、2024年4月にCASBEE不動産のSランクを取得しました。これは、環境に配慮した建物としての評価が高まったことを示しています。
3. サステナビリティページのリニューアル
同社のウェブサイトでは、サステナビリティページをリニューアルしました。これにより、取り組みの詳細がより分かりやすく紹介されており、訪問者がスムーズに情報を取得できるようになっています。
4. 福利厚生の充実と環境配慮
2024年6月には、福利厚生として新たに温冷両用のウォーターサーバーを設置しました。これに起因して、ペットボトルの消費が昨年同期比で2.7%減少。健康への配慮から、糖質入り飲料の取り扱いも見直し、大幅な減少を実現しています。また、紙コップの使用量も79.5%減少するなど、環境配慮が進められています。
5. 健康優良企業としての認定
2024年9月、役職員の健康維持を目的とした取り組みが評価され、健康優良企業として認定されました。運動促進活動や健康関連器具の設置などを通じて、従業員が安心して働ける環境作りに努めています。
6. ポジティブインパクトファイナンスの実施
同年9月には、千葉銀行からのポジティブインパクトファイナンスによる資金調達を実施し、サステナビリティに関連する事業をさらに推進する糧としました。
7. 被災地支援のための寄附
2024年11月には、子会社が日本赤十字社に100万円を寄附し、被災地への支援活動を行いました。
その他の取り組み
今年度中には、電力のグリーン化やボランティア休暇制度の導入など、多様な施策を進行中です。来年度も収益の最大化とサステナビリティへの貢献を両立させるため、企業活動をさらに推進していく方針です。
会社概要
ロードスターキャピタル株式会社は、2012年に設立され、不動産投資やファンド運営を中心に事業を展開しています。気候変動や社会問題への責任を果たしつつ、持続可能な成長を目指す姿勢が評価されており、今後の活動にも期待が集まるところです。