コートジボワールと日本の港湾協力を築くワークショップ開催

コートジボワールと日本の港湾協力を深化



令和6年1月17日、国土交通省は、日本とコートジボワールの港湾分野における協力をさらに強化するために、1月10日に首都アビジャンで「日・コートジボワール 港湾ワークショップ」を開催しました。このワークショップは、コートジボワールへの日本企業の海外展開を支援する目的で行われました。

ワークショップには、約60名の参加者が集まりました。日本側は国土交通省、在コートジボワール日本国大使館、JICAコートジボワール事務所などからのメンバーが参加し、コートジボワール側からは運輸省や港湾関連団体の代表者が出席しました。

ワークショップの主な内容


このワークショップでは、コートジボワールの港湾に関する情報が共有されました。特に、アビジャン港湾公社のファリープロジェクトマネージャーとサンペドロ港湾公社のザハビ戦略部長から、コートジボワールの港湾の現状についての詳細なプレゼンテーションが行われました。

また、日本側からは、港湾分野における円借款事業などを通じて展開した技術移転に関する説明がありました。この内容は、日本の質の高いインフラ投資の重要性を伝える機会でもありました。

港湾公社と日本企業の意見交換


ワークショップ後には、コートジボワールの港湾公社と日本の企業との意見交換セッションが行われました。このセッションでは、両国間の経済的な結びつきを一層強固にするための具体的なアイデアや提案が共有されました。特に、日本企業がコートジボワール市場においてどのような形で協力できるのか、将来的な展望が議論されました。

参加企業には、五洋建設、東亜建設工業、東洋建設、日本製鉄などが名を連ね、これらの企業は自社の持つ技術やノウハウを生かし、コートジボワールの港湾インフラの発展に貢献できることを目指しています。

まとめ


今後も、日本とコートジボワールの港湾分野における協力関係はさらに深化していくと期待されます。国土交通省は、こうした国際的な連携を通じて、日本の企業が海外市場での競争力を高めることを支援していく方針を示しています。これにより、両国の経済発展と持続可能な成長が促進されることでしょう。

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